あなたの食事「エサ」になっていませんか？生き方を変える食べ方の本

2015年11月10日 (火)　18:00

HMV&BOOKS online - 本・雑誌・コミック

毎日必ず口にする食事。あなたの食事はどのようなものでしょうか。
一人で。家族と。友人と。様々な環境の中で毎日必ず行う、”食事”という行為。
栄養あるものを摂らなきゃ、綺麗に盛り付けてから…など、食事に対して常に気を付けているつもりでも、多くの方は長年の食べ癖、嗜好、食べる時間、忙しい日々の中、中々食事のスタイルは変えられないことが多いのではないだろうか。

でもちょっと待って！その食事は、本当に　”食事”　ですか？

そこに切り込んだのが、
書籍『私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』（11月13日(金)発売）。

心の悩みも「食べ方」で解消できる

「ストレスが半端ない」
「自信が持てない」
「人間関係がうまくいかない」
どれも抱える人が多いであろう悩み…。

こういった悩みを根本的に解決する、もっとも効果的で現実的、尚且つ習慣化しやすい方法がある。
それが、「食べ方」を変えること。

この書籍では、ただエネルギーを補充するだけに食べる「エサ」を、充実感のある「食事」に変えることで、体だけでなく心のあらゆる悩みまで解決できる、簡単な方法を紹介。

仕事の忙しさから、食事をエサのように適当に食べていた編集者が、日々の生活の中で体も心も弱ってしまっていた時、著者の小倉朋子氏に出会い著者の食に関する哲学に触れたことで、自分自身の心も強くなっていく食に対する意識の変化を体験したという。
この体験から、多くの人も食べ方ひとつで変わることができるのではないかと思い、本書の企画が発案されたという。

例えば、現代人の多くはあまり五感を意識して働かせていない。そこで本書では、ミニトマトを食べる際に、いろんな角度から見つめたり、鼻をくっつけて匂いを嗅いだり、酸味や甘味を細かく感じ分けたりする「五感の食べ方」をレクチャーしている。
このレッスンにより、「今まで義務感で食べていた野菜が食べたくて仕方がない！」という声が多数あがった。

ほかにも、下記のような内容により、食事によって心と体を元気にするコツを伝授。
・人間関係に効くテーブルマナー『食事七則』
・イライラする日ほど「手料理セラピー」に癒やされる
・「おいしかった」とつぶやくと自己肯定感が増す
・ひとりごはんは自分と向き合う尊いチャンス

長年に渡り、世の出来事全てを食から捉えるという, 著者の小倉朋子氏が取り組んできたテーマの集大成とも言えるのではないだろうか。なんとなく口にしていた食事、悪習慣等を見直すきっかけが生まれ、食の概念までも変えてくれそうな一冊である。

著者：小倉朋子

トータルフード代表取締役。フードプロデューサーで亜細亜大学講師。トヨタ自動車、国際会議ディレクター、海外留学、ホテル＆フードコンサルタントを経て、「ようやく天職に」と食に一本化。世界各国の正式なテーブルマナーと、幅広く食を学び生き方を整える「食輝塾」主宰。飲食店や企業のメニュー開発、フードプロデュース業ほか、文化から最新情報、ダイエットまで精通した食のスペシャリスト。テレビ、ラジオなどメディアにも多数出演し、美しく凛とした食べ方を推進すべく活動している。著書に『世界一美しい食べ方のマナー』、『よりぬきグルメ以前の食事マナーの常識』ほか多数。