パーチョ・フローレス／カンタール〜歌うトランペット

2016年3月31日 (木)

カンタール〜歌うトランペット
パーチョ・フローレス、バスケス＆ベルリン・コンツェルトハウス管
モーリス・アンドレを嗣ぐ大器、トランペットの新王者、遂にDGデビュー

モーリス・アンドレ国際コンクールの覇者、陽気でアミーゴなラッパ吹き、パーチョ・フローレス（フランシスコ・フローレス）のデビュー盤。ドゥダメルを輩出したベネズエラのエル・システマから世界に飛翔したスゴ腕トランペッター。バロックの名曲を収録した本作は、ネルーダやタルティーニといった人気のオリジナル協奏曲のみならず、トランペットでよく演奏される編曲ものや、親しみやすい名曲を輝かしく、美しく歌った魅惑のアルバム！
　パーチョ・フローレスは1981年ベネズエラのサンクリストバル生まれ。８歳からトランペットを学び、ヨーロッパ、アメリカ、ラテン・アメリカの各地で研鑽を積み、ピエール・ティボー、エリック・オビエ、ヨウコ・ハルヤンネ、ラインホルト・フリードリヒ、ロルフ・スメドヴィックをはじめとする一線の奏者の指導を受けました。ラテン・アメリカ出身のトランペット奏者として初めてヨーロッパの数々の権威あるトランペット・コンクールに入賞し、日本へは自らリーダーを務めるシモン・ボリバル・ブラス・クインテットで初来日、また、サイトウ・キネン・オーケストラにも参加していました。（ユニバーサルＩＭＳ）

【収録情報】
● ヘンデル：シンフォニア『シバの女王の入城』（オラトリオ『ソロモン』HWV.67から）
● ネルーダ：トランペット協奏曲変ホ長調
● J.S.バッハ：来たれ、異教徒の救い主よ BWV.659
● チマローザ：協奏曲ハ長調（原曲：オーボエ協奏曲ハ長調、ベンジャミン編）
● J.S.バッハ：神の子羊（ミサ曲ロ短調 BWV.232から）
● オッシャー：孤独
● J.S.バッハ：前奏曲 ヘ短調 BWV.881（平均律クラヴィーア曲集第2巻第12番から）
● ダカン：カッコウ
● デ・ムルシア：タランテラII
● タルティーニ：トランペット協奏曲
● ビンボ：Soy tu ayer

　パーチョ・フローレス（トランペット）
　ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団
　クリスティアン・バスケス（指揮）

　録音時期：2013年2月、3月
　録音場所：ベルリン、コンツェルトハウス
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）