6台のピアノによる『ガイーヌ』と『禿山の一夜』

2016年5月16日 (月)

オーケストラ以上の爆演、
6台のピアノによる『ガイーヌ』と『禿山の一夜』

モントリオール南東に位置する田園風景美しい観光地イースタン・タウンシップス。ここで毎夏行われるオルフォール音楽祭。当音楽祭の目玉は普段聴くことの出来ない試みが行われることで、6台ピアノ演奏もその一つ。オルフォール・シックス・ピアノズは2006年に音楽祭で結成され大成功を収めました。6人の息を合わせるのは簡単なことではありませんが、個々人の技術の高さと信頼のチームワークで究極の演奏を聴かせてくれます。
　彼らの第2弾は、ロシアの人気管弦楽曲を集めた魅力的なラインナップ。原曲はいずれもボルテージが高く、オーケストラの機能を存分に発揮するように作られていますが、6台のピアノが繰り広げる凄まじい効果にトリハダもの。ピアノの音響の洪水で、まさにピアノ音楽の極限の美と申せましょう。(輸入元情報)

【収録情報】
● ハチャトゥリアン/ペロン編:『ガイーヌ』より(ゴパーク/バラの乙女たちの踊り/山岳人の踊り/レズギンカ/剣の舞)
● プロコフィエフ/ゴーダン編:古典交響曲 ニ長調 Op.25
● チャイコフスキー/ペロン編:幻想序曲『ロメオとジュリエット』
● ムソルグスキー/ロワ編:『禿山の一夜』
● ハチャトゥリアン/ペロン編:『仮面舞踏会』より(ワルツ/夜想曲/マズルカ/ロマンス/ギャロップ)

　オルフォール・シックス・ピアノズ
　　サンドラ・マレー、クレール・ウエレ、マリアンヌ・パトノード
　　フランシス・ペロン、パメラ・ライマー、ルイ・ドミニク・ロワ

　録音時期:2015年5月
　録音場所:カナダ、ケベック州、オルフォール芸術センター、サル・ジル・ルフェーブル
　録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)