マックス・リヒテックの芸術(4CD)
2016年5月21日 (土)
マックス・リヒテックの芸術(4CD)
1910年にウクライナに生まれウィーンで学び、1992年にチューリッヒで亡くなったテノール歌手マックス・リヒテック(リヒテッグとも)は、1935年にウィーンでデビュー後、世界各地の歌劇場で活躍しました。高い技術力と明確な発声が特徴的で、オペラやオペレッタ、リサイタル、ラジオやテレビへの出演で人気があり、かつてデッカからはリサイタル盤などもリリースされていました。
今回、登場するボックスセットは、チューリッヒの出版社「Romerhof Verlag」社から刊行されたリヒテックの伝記と関連して発売されるもので、資料性もたいへん高い内容となっています。
44ページの解説書には、多くの写真のほか、聴きどころを記した欧文解説も掲載。収録された音源には、アナログ盤からの復刻や、ライヴ音源などが含まれ、聴きづらい箇所もあります。
【収録情報】
Disc1: 『オペラ』
● モーツァルト:『魔笛』から「なんと美しい絵姿」
● モーツァルト:『ドン・ジョヴァンニ』から「恋人を慰めて」
● オッフェンバック:『ホフマン物語』から「クラインザックの物語」
ヴェクトル・ラインシャーゲン指揮、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
1947/1949年録音
● オーベール:『フラ・ディアヴォロ』から「Ich zahle Freunde...」(ドイツ語)
エドヴァルド・ハルトーグス指揮、スイス・ロマンド管弦楽団
1950年録音
● ワーグナー:『ワルキューレ』から第1幕第3場
ローズ・ハンプトン(ジークリンデ)
アルフレッド・ウォーレンスタイン指揮、ロサンジェルス・フィル
1947年12月14日、カルフォルニアでのライヴ
● ウェーバー:『魔弾の射手』から「森を抜け、草原を超えて」
● ムソルグスキー:『ボリス・ゴドゥノフ』から「Der Tod schrecht mich」(ドイツ語)
オットー・アッカーマン指揮、モンテカルロ歌劇場管弦楽団
1953/55年録音
● ヴェルディ:『リゴレット』から「あれかこれか」
● スメタナ:『売られた花嫁』から「Prends-la sous ton aile」
● ストラヴィンスキー:『放蕩息子の遍歴』から「Hier steh ich」(ドイツ語)
● モーツァルト:『魔笛』から「なんと美しい絵姿」
● ビゼー:『真珠とり』から「耳に残る君の歌声」
1940年頃-1986年録音
Disc2: 『オペレッタ』
● J.シュトラウス2世:『女王のハンカチーフ』から「私の挨拶を」
● J.シュトラウス2世:ワルツ「酒、女、歌」
● スッペ:『ボッカッチョ』から「Dasist doch jedem klar」
● オッフェンバック:『ヴェルヴェル』から「Liedan Blanche」(ドイツ語)
● オッフェンバック:『美しきエレーヌ』から「Das Urteil des Paris」(ドイツ語)
● ツェラー:『小鳥売り』から「Gruss euch Gott」
● ファル:『ドルの王女』から「Das sind die Dollarprinzessen」
● ファル:『イスタンブールのバラ』から「Ja verliebt sein」
● レハール:『ロシアの皇太子』から「Hab, nur dich allein」
● レハール:『青いマズルカ』から「Polenlied」
ヴェクトル・ラインシャーゲン指揮、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
1947-50年録音
● オッフェンバック:『フォルテュニオの歌』から「Wasich so tief und」(ドイツ語)
エドヴァルド・ハルトーグス指揮、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
1950年録音
● レハール:『ロシアの皇太子』から「ヴォルガの歌」
● レハール:『ほほえみの国』から「いつもほほえみをたたえて」
● レハール:『ほほえみの国』から「君はわが心のすべて」
ギデオン・フェイガン指揮、DECCA交響楽団
1946年録音
● レハール:『この世は美しい』から「Frei und jung dabei」
● レハール:『公爵の子供』から「アリア」
フランツ・レハール指揮、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
1946年録音
● ブルクハルト:『チク・タク』から「Tat ichdir weh, verzeih mir」
パウル・ブルクハルト指揮、チューリッヒ・ラジオ管弦楽団
1947年録音
● オスカー・シュトラウス:『Das Walzerparadies』から「Fraulein Mizzi」
エルンスト・ローマー指揮、ウィーン・スカラ管弦楽団
1935年録音
● レハール:『ロシアの皇太子』から「Warum hat jeder Fruhlig」
ヴェクトル・ラインシャーゲン指揮、スイス・ロマンド管弦楽団
1955年録音
● J.シュトラウス2世:『女王のハンカチーフ』から「Nun lachst du mir wieder」
オットー・エービ指揮、ブラチスラヴァ放送管弦楽団
1987年録音
Disc3: 『歌曲』
● シューベルト:『白鳥の歌』から「別れ」「遠い国で」
ゲオルグ・ショルティ(ピアノ)
1947年録音
● シューベルト:『白鳥の歌』から「セレナード」(ワインガルトナー編曲)
ギデオン・フェイガン指揮、ロンドン交響楽団
1946年録音
● シューベルト:『魔王』(レーガー編曲)
ヴェクトル・ラインシャーゲン指揮、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
1949年録音
● チャイコフスキー:6つの歌 op.6から第5曲「なぜ?」
● チャイコフスキー:7つの歌 op.47から第6曲「昼のかがやきが満ち」
● シェック:僕の歌には毒がある
ハンス=ヴィリ・ヘスリン(ピアノ)
1953/61年録音
● ブラームス:「死、それは涼しい夜」「彼らは今日夕べに集まう」
● メンデルスゾーン:「歌の翼に」「新しい恋」「春の歌」
● ピュットリンゲン:「Der Tanzer」「Am Teetisch」「Auf den Wallen Salamancas」
● シューベルト:「夕映えの中で」
● シューベルト:『白鳥の歌』から「わが宿」「愛の便り」「都会」「影法師」「海辺で」
● シューマン:『リーダークライス』 op.24から「私は木々の下を歩いた」
● シューマン:『ミルテの花』 op.25から「はすの花」
● マーラー:『さすらう若人の歌』から「恋人の婚礼の時」「恋人の青い眼」
● ベートーヴェン:『くちづけ』 op.128
テオドル・リヒトマン(ピアノ)
1962-88年録音
Disc4: 『宗教作品』
● ヴェルディ:レクィエムから「Ingemisco tamquam reus」
● ニデルメイエール:『Sei miei sospiri』
エドヴァルド・ハルトーグス指揮、スイス・ロマンド管弦楽団
1950年録音
● パウル・ベン=ハイム:エゼキエル書37章に基づく『預言者のビジョン(Vision Eines Propheten)』
ガリー・ベルティーニ指揮、イスラエル・フィル
1962年8月27日、イスラエルでのライヴ
● ユダヤ民謡集
テオドル・リヒトマン(ピアノ)
1973年録音
マックス・リヒテック(テノール)
オペラ最新商品・チケット情報
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
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輸入盤
マックス・リヒテックの芸術(4CD)
価格(税込) :
¥2,959
会員価格(税込) :
¥2,575
まとめ買い価格(税込) :
¥2,220
メーカー取り寄せ
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輸入盤
Max Lichtegg: Operetta & Lieder: Reinshagen / Zurich Tonhalle O Solti(P)
ユーザー評価 : 4点 (1件のレビュー)
価格(税込) : ¥1,153
会員価格(税込) : ¥1,003発売日:2006年10月31日
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販売終了
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