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2016年8月5日 (金)

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ダニエル・ホープ/It's Me〜バロック&ロマン派作品集

ダニエル・ホープは4歳よりヴァイオリンを始め、英国王立音楽大学と英国王立音楽院でザハール・ブロンほかに師事。10歳でイギリスのテレビに出演し、コントラバス奏者ゲーリー・カーとショスタコーヴィチの作品を共演するなどして話題となり、翌年にはメニューインの招きにより、ドイツのテレビでバルトークのデュオを共演、これがきっかけとなってメニューインとは60回を越す共演を重ね、最後のコンサートにも出演しました。
 ダニエル・ホープはソリストとしての活動のほか、室内楽にも熱心で、2002年からは歴史あるボザール・トリオのメンバーとなり、2008年のグループ解散までプレスラー、メネセスらと共に名門トリオの有終の美を飾っています。
 今回のセットは、バロック作品2枚とロマン派作品2枚をまとめたもので、ダニエル・ホープならではの多彩な切り口で作品の魅力に迫る凝った内容が聴きものともなっています。
 参考までに、各ディスクのもともとのジャケット画像を表示しておきます。(HMV)

【収録情報】

Disc1:『G線上のアリア〜バロックの旅』
● ファルコニエーリ:チャッコーナ
● ヘンデル:サラバンダ HWV.437
● オルティス:リチェルカータ第2番
● ファルコニエーリ:甘美な旋律
● マリーニ:3声と4声のパッサカリオ
● マッテイス:昔のサラバンダあるいはチャッコーナによる様々な変奏
● パッヘルベル:カノンとジーグ
● テレマン:ヴァイオリン協奏曲イ短調
● ヴェストホフ:鐘の模倣
● マッテイス:スコットランド風ユーモアに基づくグラウンド
● ジェミニアーニ:合奏協奏曲第5番(コレッリのソナタ Op.5-5の編曲)
● ヴァレンテ:ナポリのガリアルダ
● ファルコニエーリ:3声のパサカージェ
● ルクレール:タンブラン
● 作曲者不詳:グリーンスリーヴズ・トゥ・ア・グラウンド
● ヴェストホフ:その壮大でかくも名声を博した戦い
● ヴェストホフ:リュートの模倣
● バッハ:アリア(管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068より)

 録音時期:2009年6月
 録音場所:ニンバス、コンサートホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

2004年から06年にかけてワーナー・クラシックに録音を行い、2007年にグラモフォンに移籍。以来、基本コンセプトとしてはメジャー路線の作品を録音に取り上げ始めた才人ダニエル・ホープによるDG第3弾はバロック作品集。バロック時代に革命的発展を遂げ、多様化して行ったヴァイオリン演奏と作品にフォーカスした非凡なアルバム。
 バッハ、ヘンデル、パッヘルベルの超有名曲から、卓越したヴァイオリニストでもあった作曲家、ファルコニエーリ、マテイス、ジェミニアーニの興味深い作品まで収録しています。
Disc2:『ヴィヴァルディ:協奏曲集』
ヴィヴァルディ:
● 協奏曲二長調 RV.234「不安」
● 協奏曲ホ短調 RV.273(オリジナル版)
● トリオ・ソナタ 二短調 Op.1-12, RV.63「ラ・フォリア」
● 協奏曲変ホ長調 Op.8-5, RV.253「海の嵐」
● 歌劇『救われたアンドロメダ』よりアリア「太陽はしばしば」
● 協奏曲二短調 Op.3-11, RV.565
● 協奏曲ヘ長調 RV.295よりラルゲット

 録音時期:2008年5月
 録音場所:ロンドン
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

豪華ゲストには、「テレージエンシュタット・プロジェクト」のパートナーでもあるアンネ・ゾフィー・フォン・オッターが登場。名門ヨーロッパ室内管弦楽団の好サポートも光る注目の1枚です。
Disc3:『メンデルスゾーン作品集』
● メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 op.64(1844年初稿版)
 ダニエル・ホープ(ヴァイオリン)
 ヨーロッパ室内管弦楽団
 トーマス・ヘンゲルブロック(指揮)

● メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲変ホ長調 op.20(1832年改訂版)
 ダニエル・ホープ(ヴァイオリン)
 ヨーロッパ室内管弦楽団員

● メンデルスゾーン:魔女の歌
● メンデルスゾーン:ズライカ
● メンデルスゾーン:歌の翼に
 ダニエル・ホープ(ヴァイオリン)
 セバスティアン・クナウアー(ピアノ)

 録音時期:2007年6月
 録音場所:グラーツ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ソリストとして、また2002年からはボザール・トリオのメンバーとして活躍を続けるダニエル・ホープのDG移籍第1弾はオール・メンデルスゾーン。まずはホープが6歳の頃から魅了されていたというヴァイオリン協奏曲。ヴァイオリンを学び始めた幼い頃、子供には難し過ぎるという理由でこの曲を弾くことを禁じられたために、彼は隠れて練習したそうです(その後見つかってしまったようですが)。
 しかし、そんな愛着のある作品を録音するにあたって、ホープはひとひねりスパイスを加えています。この協奏曲の一般的なヴァージョンでなく、前段階の稿を弾いているのです。クラシック音楽の中でも最もよく知られた作品のひとつである筈が、お聴きになれば驚くに違いないでしょう。メンデルスゾーンは、出来上がった作品に手を入れる傾向が強く、それは亡くなる直前まで交響曲第4番『イタリア』を改訂しようとしていたことにも象徴されています。1844年に作曲されたヴァイオリン協奏曲も例外ではなく、耳に馴染んだあの旋律は翌45年に改訂されたヴァージョンでした。これらの1844年の初稿と1845年第2稿はベーレンライター社から出版されており、日本人ヴァイオリニストの桐山建志氏も録音しています。
 『弦楽八重奏曲』は、メンデルスゾーンが僅か16歳で書いた作品。ここでホープらが弾いているのは、やはり改訂稿です。原曲は1825年に作曲。改訂稿はライプツィヒ・メンデルスゾーン全集から2004年に楽譜が出されたもので(原曲は2003年に出ています)、これが世界初録音のようです。
 さらにこのアルバムでは、メンデルスゾーンの数多ある歌曲から、名作『歌の翼に』をはじめとする3曲をピックアップし、ヴァイオリンとピアノのスタイルで演奏しています。つまり、当アルバムは、協奏曲、室内楽曲、そして歌曲と、メンデルスゾーンの音楽とヴァイオリン自体の魅力を様々な形で楽しませようというサーヴィス精神と、それらを実現しうるホープの自信が込められたデビュー・アルバムなのです。
Disc4:ザ・ロマンティック・ヴァイオリニスト〜ヨーゼフ・ヨアヒムを称えて
1.ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
2.クララ・シューマン:ロマンスOp.22‐1
3.ブラームス:F.A.E.ソナタ〜スケルツォ ハ短調
4.ヨアヒム:ロマンスOp.2‐1
5.ブラームス:ハンガリー狂詩曲第1番ト短調
6.ヨアヒム:ノットゥルノOp.12
7.ブラームス:ハンガリー狂詩曲第5番ト短調
8.シューベルト:水の上で歌うD.774
9.ブラームス:2つの歌曲Op.91〜聖なる子守歌
10.ドヴォルザーク:ユモレスク第7番変ト長調Op.101‐7

 ダニエル・ホープ(1〜8:ヴァイオリン、9:ヴィオラ)
 セバスティアン・クナウアー(2〜4、8:ピアノ)
 
ベンクト・フォシュベリ(9:ピアノ)
 アンネ・ソフィー・フォン・オッター(9:メゾ・ソプラノ)
 ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
 サカリ・オラモ(指揮)(1、5〜7、10)

 録音時期:2010年8月5〜7日(1、5〜7、9〜10)、2010年8月30日(2〜4、8)
 録音場所:ストックホルム・コンサートホール(1、5〜7、9〜10)、フリードリヒ・エーベルト・ホール、ハンブルク(2〜4、8)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

19世紀最大のヴァイオリニストだったヨーゼフ・ヨアヒムに縁の深い作品を並べたプログラム。ブラームスの有名曲の他、クララ・シューマンの美しいロマンスや、ヨアヒムの自作曲なども収録した盛りだくさんの内容です。また、ブラームスの『聖なる子守歌』では、現代最高のメゾ・ソプラノの一人アンネ・ソフィー・フォン・オッターと共演しているのも聴きどころです。

※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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『It's Me〜バロック&ロマンティック・アルバム集』 ダニエル・ホープ(4CD)

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