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バイエルン放送交響楽団来日記念ページ

2016年11月13日 (日)


バイエルン放送自主レーベル「BR Klassik」特集コーナー


BR Klassikの旧タイトルをお得な価格でご奉仕する厳選特価キャンペーンを展開します。3タイトル購入で豪華な懸賞にもご応募可能。
 11月23日から28日にかけて、マリス・ヤンソンス&バイエルン放送交響楽団の2016年日本ツアーが行われます。当ページでは、それを記念して同オケの自主レーベル「BR Klassik」の特集を展開します。
 来日に際して、プログラムに含まれるR・シュトラウスの《アルプス交響曲》と、カタログ付きハイライト盤が先行発売。さらに同レーベルの旧タイトルが、厳選特価で販売されます。これらから計3タイトル以上お求めの方には、豪華な賞品が当たる懸賞にもご応募いただけます。
 ツアー中には、日本語でツイッター&フェイスブックが発信されます。日本での現場最新情報、バックステージの写真等をフォローしてください。

 

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 日本ツアー中のツイッターとフェイスブックの更新情報は主に日本語となります!

新タイトル:ヤンソンス指揮バイエルン放送響、R・シュトラウス《アルプス交響曲》&《死と変容》ほか

   

2016年10月13〜15日収録の最新録音。日本公演を記念して大幅先行発売!
 来日公演の主要曲目のひとつは、R・シュトラウスの《アルプス交響曲》ですが、10月にミュンヘンで行われた同プロのライブ録音が、早々に発売されます。
 マリス・ヤンソンスは、かねてからR・シュトラウスに強い愛情を注いでおり、今回の演奏会・録音に当たっても「この作曲家には、常に何か心に触れるものがある」と語っています。近年、スコア、とりわけ打楽器に手を加えることの多い彼ですが( BR Klassikからリリースされている《英雄の生涯》、《展覧会の絵》等でも聴かれます)、今回も「仕掛け」がある模様。しかし、変更が単なるこけおどしではなく、作品の内容をより明確に打ち出すための手段としているところが、ヤンソンスの個性・志向だと言えるでしょう。
 彼ならではの真摯で人間性豊かな表現を、ぜひお楽しみください!

【収録情報】
リヒャルト・シュトラウス:
《アルプス交響曲》 Op.64
《死と浄化(変容)》 Op.24
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音時期:2016年10月13-15日、2014年2月24-28日
録音場所:ミュンヘン
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

バイエルン放送が立ち上げたレーベルBR KLASSIKのカタログ付きハイライト盤。日本公演を記念して大幅先行発売!
バイエルン放送が2009年に立ち上げたレーベル「BR KLASSIK」は、すでにリリース点数も約100点と順調に活動しており、音楽界に多彩な話題を提供してきました。今回登場するハイライト・アルバムは、その「BR KLASSIK」のエッセンスともいうべき聴きどころが満載の内容となっています。

アルプス交響曲
BR KLASSIKカタログ付きハイライト盤

豪華懸賞キャンペーン


3タイトル以上購入で応募。計65名に当たります!ヤンソンス&バイエルン放送響の非売品CD、ヤンソンスのサイン入り生写真、ヤンソンスのサイン入りCD等、自主レーベルならではのスペシャルな内容!
 BR Klassik厳選特価キャンペーン! 同レーベルでは、来日を記念して下記の旧譜を特別価格でご奉仕します。新譜《アルプス交響曲》&《死と変容》、新譜BR KLASSIKカタログ付きハイライト盤BR KLASSIK特価対象商品の中から計3タイトル以上お求めになると、豪華な賞品が当たる懸賞にご応募いただけます。バイエルン放送響が定期会員のために制作する非売品CD(一般には極めて入手困難)、ヤンソンスのサイン入り生写真、ヤンソンスのサイン入りCD等が当たります。奮ってご応募ください。
 応募期間は2016年12月10日まで。Eメールに住所・氏名、対象商品をご購入された際の注文番号を記入し、こちらまでお送りください。当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。

BR Klassik厳選特価キャンペーン対象賞品のリストはこちらから

【賞品】
〇ヤンソンス&バイエルン放送響定期会員用非売品CD(《春の祭典》、マーラー「交響曲第2番」、同「第3番」のいずれか)20名様
〇ヤンソンスのサイン入り生写真5名様
〇ヤンソンスのサイン入りCD《英雄の生涯》、《ドン・ファン》20名様
〇バイエルン放送響2016/17年シーズン年間プログラム

【応募方法】
Eメールに住所・氏名、対象商品をご購入された際の注文番号を記入し、info@amadigi.com までお送りください。※必ず実名、実在する住所でご応募ください。個人情報は当懸賞以外の目的で使用されることはありません。

バイエルン放送響の2016/17年シーズン年間プログラム


首席指揮者ヤンソンスの他、様々な有名客演指揮者が登場。
 バイエルン放送響の2016/17年シーズンは、首席指揮者マリス・ヤンソンスが、様々な大曲を取り上げます。来日公演の曲目でもあるマーラー「交響曲第9番」、R・シュトラウス《アルプス交響曲》のほか、リームの新作《レクイエム・シュトローフェン》、ショスタコーヴィチ「交響曲第11番」、モーツァルト「レクイエム」、ラフマニノフ「交響的舞曲」、シューマン「交響曲第1番」等を指揮。ヴァルトラウト・マイヤー、マーク・パドモア、ギル・シャハム、エマニュエル・アックス等のソリストと共演する予定です。
 客演指揮者には、ヘルベルト・ブロムシュテット、ベルナルド・ハイティンク、サー・ジョン・エリオット・ガーディナー、ケント・ナガノ、ダニエル・ハーディング、ヤニック・ネゼ=セガン、グスターボ・ドゥダメル等が登場。詳細は、以下のリンクをご覧ください。

バイエルン放送響の2016/17年シーズン演奏会予定を見る

バイエルン放送響のオーディオ&ヴィデオ・ストリーミングを聴く


定期演奏会がすべて無料配信でお聴きいただけます。オンデマンド再生可能。
 ドイツを代表する公共放送局であるバイエルン放送では、所属音楽団体の演奏会を原則的にすべてストリーミング・ラジオ放送しています。バイエルン放送響でも、定期演奏会は毎回ライブ中継され、後日一定期間オンデマンドでも再生可能となっています。また一部の演奏会はテレビ中継も行われ、アーカイブには映像としてもアップされます。
 現在再生可能な演奏会のリストは、以下からご覧ください。

バイエルン放送響のストリーミング・リスト

2016年10月、ミュンヘンにおけるマーラー「交響曲第9番」の批評訳


地元紙『アーベントツァイトゥング』の批評抄訳をご紹介
 来日公演で演奏されるマーラー「交響曲第9番」は、ミュンヘンではこの10月20・21日に演奏されました。その際の批評をご紹介します。

2016年10月21日付け『アーベントツァイトゥング』紙
ミヒャエル・バスティアン・ヴァイス
 全曲にわたって、一本、筋が通っている感じがする。しかしその線は、導火線ではない。マリス・ヤンソンスのマーラー「交響曲第9番」の解釈は、この点で先日のR・シュトラウス《アルプス交響曲》のそれと似ている。両作品は、多くの共通点を持っているだろう。共にひと晩の演奏会を埋めるだけの規模と編成を備え、成立時期もほぼ同じである。その際作曲家と作品の性格は、まったく異なっている。しかしヤンソンスとバイエルン放送交響楽団は、両者の間に一種の関連を作り出すことに成功していた。
 それを実現するためには、大規模な楽章構成を形式的に把握することが必要になる。マーラーは、完成作としては最後のものとなるこの交響曲で、4つの長大な楽章を書いている。それらは形式、テンポ、性格の点で対照的な性格を持っているが、ヤンソンスはそれを大きな全体へと流し込んでいた。つまり(《アルプス交響曲》と同様に)、全曲を大きく「見通す」ことで、一貫性を実現していたのである。第1楽章のテンポは落ち着いたものだが、速度の選択は、終楽章の最後を念頭に置いてのものである。この歩みは、ダイナミズムに溢れた有機的な流れを生み出すが、それは第2楽章の簡素なダンス音楽の引用においても、変わらない。ここで支配的なのは、モチーフのグロテスクな反目ではなく、緻密に計算された融合なのである。我々はこのグロテスクさを、マーラー特有の「アイロニー的な作曲方法」と呼んできた。その(音楽的というよりは原理的な)書法は、スコアに記載されていることを忠実に再現することによって、見事に「音楽化」される。第3楽章も、むやみな神経質さに陥ることがない。その音調はドラマティックでありながら、一種の客観性を備えている。
 マーラーから感情の奔流を期待する聴き手は、シュトラウスにあからさまな自然描写を期待する聴き手と同様に、落胆するだろう。かつてロリン・マゼールが抜群のバトンさばきで「ため」を作った頂点では、やや冷めた感じがする。ヤンソンスにとっては、そうした演奏効果は、あまり意味を持たないのだ。その代わりに、バイエルン放送響は、スコアの細部を照らし出し、明晰をきわめた演奏を聴かせる。打楽器は全体と見事にバランスし、全強奏でも木管楽器をかき消すことはない。第3楽章では、ハネス・ロイビンが天国的なトランペット・ソロを吹き、ホルン・パートは、黄金時代のウィーンを連想させる。
 終楽章では、様々なグループからなる弦の響きが特筆に値する。形だけを整えた美しさに陥らず、パート間の色合いにより、深い陰影を生まれていた。しかし、ヤンソンスが対抗配置を採用しなかったことは、やや惜しまれた。それによって、弦はさらに響きの広がりを得ていたことだろう。しかしその代わりに、バイエルン放送響の素晴らしいヴィオラ奏者たちが、舞台の右手で見事な中音域を作り出していた。

マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団日本公演2016


東京、川崎、名古屋、西宮の4都市で5公演開催!
 バイエルン放送交響楽団では、2014年に続き、今年もマリス・ヤンソンスの指揮で日本公演を行います。11月23〜28日の6日間に、東京、川崎、名古屋、西宮の4都市で5公演を予定。日本の皆様に再びお会いできることを、心より楽しみにしています!
 プログラムの中核を成すのは、マーラーの交響曲第9番およびストラヴィンスキーの《火の鳥》。また、バイエルンの自然を表現したR・シュトラウスの《アルプス交響曲》も、ハイライトとなります。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲では、現代を代表するヴァイオリニスト、ギル・シャハムのソロにもご注目ください。

【日本公演・公演情報】
指揮:マリス・ヤンソンス
バイエルン放送交響楽団

Aプログラム:
マーラー:交響曲第9番ニ長調

Bプログラム:
ハイドン:交響曲第100番ト長調《軍隊》
R・シュトラウス:アルプス交響曲

Cプログラム:
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
ストラヴィンスキー:《火の鳥》組曲(1945年版)

2016年11月23日(水・祝)開演14時Aプロ
西宮・兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
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2016年11月24日(木)開演18時45分Bプロ
名古屋・愛知県芸術劇場コンサートホール
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2016年11月26日(土)開演18時Bプロ
川崎・ミューザ川崎シンフォニーホール
詳細・チケット

11月27日(日)開演14時Aプロ
東京・サントリー・ホール
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11月28日(月)開演19時Cプロ
東京・サントリー・ホール
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