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ハンガリー弦楽四重奏団のベートーヴェン全集がリマスター ワーナー・ボックスへ戻る

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2017年1月6日 (金)


ハンガリー四重奏団/ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集(7CD)

1953年モノラル後期の録音。シャーンドル・ヴェーグによって1935年にブダペストで結成されたハンガリー四重奏団は、2年後にバルトークと親しかったヴァイオリニストのゾルターン・セーケイが加わると、セーケイが第1ヴァイオリン、ヴェーグが第2ヴァイオリンとなり、ソリストとして名の知れたヴァイオリニスト2人を擁する体制となりますが、第2次大戦のため、1940年に活動拠点をオランダに移すことになると、ヴェーグはハンガリーに残る道を選んで退団し、リスト音楽院の教授となる一方、自らの名を冠したヴェーグ四重奏団を結成して活動を開始、ハンガリー四重奏団は戦後は拠点をアメリカに移し、セーケイの強力なリーダーシップのもと、1972年まで国際的に活躍することとなります。
ハンガリー四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集はEMIに新旧2種類あり、どちらも世評の高いものですが、ハンガリー四重奏団らしいテンションの高さと集中力を味わうには、モノラルの旧盤が良いともいわれてきました。
実際、ここで聴ける演奏は、戦後の新古典的様式を如実に反映した緊密な演奏であり、細部に至るまで表現として考え抜いた態度がとにかく立派。弦楽四重奏の極限を聴かせるアンサンブルと絶賛されていた頃の演奏でもあり、高密度な中にもセーケイの味な奏法が聴かれるなど、その魅力には実に奥深いものがあります。モノラルとしては音質も上々です。
 今回のボックス化のために、オリジナル・マスターテープよりリマスター。各ディスクは、オリジナル・ジャケット・デザインによる紙ジャケに封入。なお、解説書は付属しておりません。(HMV)

【収録情報】
ベートーヴェン:
● 弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 op.18-1
● 弦楽四重奏曲第2番ト長調 op.18-2
● 弦楽四重奏曲第3番ニ長調 op.18-3
● 弦楽四重奏曲第4番ハ短調 op.18-4
● 弦楽四重奏曲第5番イ長調 op.18-5
● 弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 op.18-6
● 弦楽四重奏曲第7番 op.59-1『ラズモフスキー第1番』
● 弦楽四重奏曲第8番 op.59-2『ラズモフスキー第2番』
● 弦楽四重奏曲第9番 op.59-3『ラズモフスキー第3番』
● 弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 op.74『ハープ』
● 弦楽四重奏曲第11番へ短調 op.95『セリオーソ』
● 弦楽四重奏曲第12変ホ長調番 op.127
● 弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 op.130
● 弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 op.131
● 弦楽四重奏曲第15番イ短調 op.132
● 弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 op.135
● 大フーガ op.133

 ハンガリー四重奏団
  ゾルターン・セーケイ(ヴァイオリン)
  アレクサンドル・モシュコフスキ(ヴァイオリン)
  デーネシュ・コロムサイ(ヴィオラ)
  ヴィルモシュ・パロタイ(チェロ)

 録音時期:1953年
 録音方式:モノラル(セッション)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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弦楽四重奏曲全集 ハンガリー四重奏団(1953)(7CD)

CD 輸入盤

弦楽四重奏曲全集 ハンガリー四重奏団(1953)(7CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

ユーザー評価 : 3.5点 (3件のレビュー) ★★★★☆

価格(税込) : ¥3,740
会員価格(税込) : ¥3,254
まとめ買い価格(税込) : ¥2,805

発売日:2017年03月03日
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