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2017年8月9日 (水)

8月に入り夏本番!海に花火に、お出かけもいいですが、お家で涼みながらクラシックを聴くのはいかがですか?夏にぴったりな名曲をご用意しました。音楽で暑さを癒やしましょう!

1. ヴィヴァルディ / 『四季』より「夏」

イタリアの作曲家ヴィヴァルディによって作られた協奏曲集です。「春」や「冬」はよく知られていますが、「夏」も隠れた名曲。1楽章のどこか物悲しくぐったりした曲調は、かんかんと照りつける太陽で夏バテしている様子だそうです。

2. ラヴェル / 水の戯れ

噴水の水が光によってきらきらと光り、形を変える様が表されています。和音がおしゃれでクラシックの音楽の中でも新しい曲調に感じますが、形式は古くからのソナタ形式を用いています。新しい響きと昔からの伝統が混ざる、とても美しい曲です。

3. メンデルスゾーン / 真夏の夜の夢

シェイクスピアの戯曲を元に作られた作品。映画「ドラえもん のび太と銀河超特急」の中でこの音楽が使われ、知っている人もいると思います。また、作品の中に登場する「結婚行進」はとても有名で、ゼクシィのCMでも使用されていました。

4. ショパン / 前奏曲第15番『雨だれ』

梅雨で初夏の始まりを感じる方もいるのではないでしょうか。この曲を作曲したショパンはマジョルカ島に滞在しており、それは雨の多い時期でした。その気候がこの曲の完成に影響を与えたと言われています。

5. ヘンデル / 王宮の花火の音楽

夏といえば花火!浴衣を着て、花火大会に行くのは風流ですよね。この曲は1740年代のオーストリア継承戦争の終結を祝う戦勝祝賀会の花火大会のための音楽で、ロンドンで初演されました。当時、管楽器を100本も使って演奏されたそうです。華やかな曲調が花火にぴったりです。

 

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