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2017年11月2日 (木)

ゆったりとした癒やしの音楽から激しく壮大な音楽まで色々な表情をみせるクラシック。今回はロックファンにおすすめの名曲を揃えました。クラシックがはじめてでも、これから聴けば大丈夫!

1. マーラー / 交響曲第1番『巨人』

この曲はマーラーが一番最初に作曲した交響曲です。現在は作曲者本人によって削除されていますが、当初は「巨人」という表題が付けられており、今もその名で親しまれています。聞き所は何と言っても第4楽章。それまでの穏やかさから一転、突然の爆発的エネルギーに溢れる曲想はロックファンにはたまりません。ホルンがなんと7本も使われており、クライマックスでは立奏の指示もあり、とても盛り上がります。AC/DCなどハードなロックが好きなあなたにおすすめの一曲。

2. ムソルグスキー / 展覧会の絵

ムソルグスキー作曲の組曲。元々はピアノ曲でしたが、後にラヴェルによって管弦楽版に編曲されました。この曲はムソルグスキーが友人の遺作展を歩きながら、そこで見た絵の印象を音楽にしたものです。エマーソン、レイク&パーマー(Emerson、Lake & Palmer)によってカバーされており、シンセサイザーのメロディーにドラムをのせたロックな曲調に仕上がっています。(『Pictures at an Exhibition』)

3. エルガー / 威風堂々

イギリスの作曲家エルガーが作った曲。TVなどでよく使われるため、曲名を知らなくてもどこかで聴いたことがあるかと思います。「イギリス第2の国歌」、「イギリス愛国歌」と称されるほど愛されている曲で、特に中間部は歌詞をつけて歌われることもあり有名です。ディズニー映画「ファンタジア」でも使われていました。厳格なミリタリー・マーチが、華々しくとにかくかっこいい!シンフォニックな響きがクイーン (Queen)好きにはたまりません。

4. バーンスタイン / ウエストサイド・ストーリー

レナード・バーンスタイン作曲のブロードウェイミュージカル。現代版のロミオとジュリエットと言われており、若い男女の恋から死までを描いています。曲調は、ポップスのようなノリの良い曲から美しいメロディーまで様々です。サックスやドラム、エレキギターが使われており、金管楽器も活躍する、とにかく楽しめる曲ばかり。中でもロックファンにおすすめなのはマンボ。一緒に「マンボ!」と叫びたくなること間違い無し!

5. ベートーヴェン / ピアノ・ソナタ第8番『悲愴』

この曲はピアノソナタ第14番『月光』、第23番『熱情』と合わせてベートーヴェンの三大ピアノソナタと呼ばれています。2楽章が特に有名で、歌詞をつけて歌われることもよくあります。ビリー・ジョエル(Billy Joel)の『This Night』は知っている人もいるのではないでしょうか。他にキッス(Kiss)の『Great Expectations』、シンフォニー・エックス(Symphony X)の『Sonata』などもあります。多くの人に愛される名曲です。

 

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