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2017年12月22日 (金)
もうすぐクリスマス!この時期に聴きたい名曲を揃えました。クラシックでクリスマスを楽しみましょう!
1. チャイコフスキー / くるみ割り人形
チャイコフスキーの作曲したバレエ音楽。白鳥の湖、眠りの森の美女と共に三大バレエと呼ばれています。舞台はクリスマスイブの夜のパーティーです。主人公はシュタールバウム家の末娘、クララ。ドロッセルマイヤーおじさんにクリスマスプレゼントでくるみ割り人形を貰います。ところが兄のフリッツとくるみ割り人形の取り合いになり、壊してしまいます。夜遅くまでくるみ割り人形を直すクララ。そして12時の鐘が鳴った瞬間、なんとクララは人形と同じ大きさになってしまうのです!クララはどうなってしまうのでしょうか?有名な曲が盛り沢山ですが、中でもおすすめは花のワルツ。美しく優雅な旋律を楽しんで下さい。
2. バッハ / クリスマス・オラトリオ
バッハが作曲したカンタータ集。クリスマスシーズンに演奏する目的で作曲されました。この曲は新約聖書に基づいて作られており、旧作のカンタータを多く用いられているという特徴があります。またバッハは聖トーマス教会の聖歌隊を率いて同地の聖ニコライ教会と聖トーマス教会の2つの教会で演奏したそうです。ちなみに、聖トーマス教会はバッハにゆかりのある教会で、マタイ受難曲が初演されています。
3. シューベルト / アヴェ・マリア
シューベルト作曲の歌曲。シューベルトが最晩年に作曲した『湖上の美人』の中の一曲です。ここに出てくるエレンという女性が歌う曲で、その中でも3番目に歌われるので『エレンの歌第3番』とも言われます。王から追われてしまうエレンが聖母マリアに助けを求めて祈りの言葉を口ずさみ、歌います。美しい旋律に美しい歌詞。シューベルトの作品の中で最も人気のある作品のひとつです。
4. ルロイ・アンダーソン / そりすべり
ルロイ・アンダーソンが作曲した管弦楽曲。アメリカで2009と2010年の「最も人気のあるクリスマスソング」にこの『そりすべり』が選ばれています。冬に演奏するために作曲された訳ではありませんが、シャンシャンと鳴る鈴に効果的なむちの音を聞くとついクリスマスを連想してしまいますよね。鈴が鳴る明るい旋律を最後はむちで締めくくり。最初から最後まで遊び心たっぷりの楽しい曲です。
5. プッチーニ / ラ・ボエーム
プッチーニ作曲のオペラです。舞台はクリスマスイブのパリ、とある屋根裏部屋に住む夢を持った若者たちの物語です。彼らはボヘミアンと呼ばれる芸術家の卵たちで、貧しいながらも日々を楽しみながら過ごしているのでした。詩人のロドルフォと恋に落ちるお針子のミミ。幸せいっぱいのふたりでしたが、次第に悲劇に陥ります。ミミのアリア『私の名はミミ』、ロドルフォのアリア『冷たい手を』など見せ場が盛り沢山です。プッチーニの美しい世界観をお楽しみ下さい。
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