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2018年1月21日 (日)

そろそろ受験の本格シーズン。毎日勉強を頑張っている皆さん、勉強のお供にクラシックはいかがですか? 計算に、暗記に、疲れた脳を名曲で癒やしてもうひと頑張り!

1. バーンスタイン / 『キャンディード』序曲

さあこれから勉強!やる気を出したい、一日の最初に聴きたいのはバーンスタインの『キャンディード』序曲。明るく活き活きとしたこの曲を聴けば、頑張ろう! と気持ちが高まること間違い無し。2008年から2015年まで佐渡裕が司会者をしていた「題名のない音楽会」でオープニング曲として使われていました。この序曲は全部聴いても5分弱なので手軽に聴くことができます。本番の日に朝一番で聴くのもおすすめ! バーンスタイン作品の中でも人気のこの曲、やる気を出すのにはぴったりです。

2. ブルックナー / 交響曲第4番『ロマンティック』

暗記のお供にはブルックナー作曲『交響曲第4番』。全曲を通して大きなテンポの変化が少ないので特に集中したい時におすすめ。壮大なオーケストレーションが魅力のひとつで、曲調に合わせて記憶をしていくと効果アップ! この曲の副題は「ロマンティック」。美しい旋律と活き活きとした曲想で飽きることなく聴くことができます。シンプルなメロディーラインで勉強にはぴったりです。また暗記の後には睡眠をしっかり取って、更に記憶を定着させましょう。

3. バッハ / 平均律クラヴィーア

計算問題を解くなら、バッハがおすすめ。バッハの曲は数学的な考えでもって作られており、旋律が平行移動や線対称移動、回転に拡大縮小しながら曲がどんどん発展していきます。これらのことに気づきながら曲を聴くことで脳がアウトプットをしやすくなり、論理的思考を助けてくれます。また、クラシック音楽にはひらめきを与える要素も多く持っています。聴覚は脳に直接届きやすいので、多くの刺激を与え、働きを促してくれます。

4. ベートーヴェン / ベートーヴェン交響曲第7番

あともうひと頑張り! ベートーヴェンの名曲『交響曲第7番』はそんなあなたを応援してくれます。華々しい冒頭を聴いてドーパミンを出し、脳を更に活性化させましょう! この曲の特徴は何と言っても活気あふれるリズム。まるで音が踊っているような、躍動感溢れる旋律が次々に登場し、第4楽章のフィナーレまで楽しめます。モチベーションを更に上げることのできるとっておきの曲です。

5. サティ / ジムノペディ第1番

長い時間の勉強お疲れ様です。疲れた脳をゆっくり休めたい、そんな時におすすめなのはこのサティの名曲『ジムノペディ第1番』。「ゆっくりと苦しみをもって」と指示され、ゆったりとしたテンポ、哀愁漂う旋律が特徴の音楽です。この曲には気分を落ち着かせる効果があり、心理療法の治療の一環として使用されることもあります。今日一日の復習をしながら、コーヒー片手に楽しみたい一曲です。

 

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