デル・ゴッボ/『マッダレーナ・アンド・ザ・プリンス』

2019年06月11日 (火) 17:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


エステルハージ侯の愛した楽器の曲をゆかりの地で録音したユニークなアルバム!

バロック音楽界期待の星、マッダレーナ・デル・ゴッボによるドイツ・グラモフォンからの3枚目のアルバムが、再び私たちを魅了します。
 過去にあまり録音される機会のなかったバリトン(Baryton)という楽器。この楽器をこよなく愛したニコラウス・エステルハージ侯によって委嘱された楽曲が、エステルハージ宮殿で録音されるというユニークなアルバムです。
 ハイドンはニコラウス・エステルハージ侯に仕え、エステルハージ家の楽長を務めました。ニコラウス侯の求めに応じてバリトンのための作品を数多く作曲しています。
 当盤でマッダレーナと美しいアンサンブルを聴かせてくれるのはウィーン・フィルの奏者達です。
 マッダレーナはイタリアで生まれ、ピアノとチェロを学びましたが、ある日ヴィオラ・ダ・ガンバの音に魅了され、バロック音楽に人生を捧げることを決心しました。現在若手チェリストを育成する財団「Scandinavian Cello School」の後援者でもあり、このアルバムの収益の一部はこの財団に寄付されます。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ハイドン:バリトン三重奏曲第113番ニ長調 Hob.XI:113
2. リドル:バリトン、ヴィオラとチェロのためのディヴェルティメント第3番ト長調
3. ハマー:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番イ長調
4. ハイドン:バリトン、ヴィオラとチェロのためのディヴェルティメント第27番 Hob.XI:27
5. トマジーニ:バリトン、ヴィオラとチェロのための三重奏曲ハ長調
6. ハイドン:バリトン三重奏曲第97番ニ長調 Hob.XI:97『Fatto per la felicissima nascita di S:Ai:S Prencipe Estorhazi』


 マッダレーナ・デル・ゴッボ(バリトン:1,2,4-6、ヴィオラ・ダ・ガンバ:3)
 ロベルト・バウアーシュタッター(ヴィオラ:1,2,4-6)
 David Pennetzdorfer(チェロ:1,2,4-6)
 Ewald Donhoffer(チェンバロ:3)

 録音時期:2018年9月17-20日
 録音場所:アイゼンシュタット、エステルハージ宮殿ハイドンザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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