【映像】W=メスト&ウィーン・フィル/R・シュトラウス:『サロメ』

2019年06月13日 (木) 14:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


ザルツブルク音楽祭2018ライヴ、R.シュトラウス『サロメ』
ロメオ・カステルッチ演出、新星アスミク・グリゴリアンのサロメ!
フランツ・ヴェルザー=メスト指揮ウィーン・フィル!


2018年のザルツブルク音楽祭でスタイアー演出『魔笛』と共に話題を集めた新プロダクション、リヒャルト・シュトラウスの『サロメ』。ロメオ・カステルッチ演出、アスミク・グリゴリアンのサロメ、そしてフランツ・ヴェルザー=メスト指揮という注目の上演でした。
 特にリトアニア出身のアスミク・グリゴリアンの圧倒的な歌唱と存在感は、音楽祭のハイライトであったといえるでしょう。グリゴリアンは2017年のザルツブルク音楽祭で『ヴォツェック』のマリー役で注目を集めており、今回も少女のように可憐な出で立ちに迫力のある歌唱で聴衆を魅了しています。演出のロメオ・カステルッチは、2017年バイエルン国立歌劇場の来日公演で披露された『タンホイザー』の新演出が記憶に新しいところですが、この演出はフェルゼンライトシューレの岩壁を利用したほの暗い舞台。そこに白い衣装を纏ったサロメが佇み、首を切られたヨカナーンの死体が椅子に座っていて、その足元にヨカナーンの首が転がっており、それが馬の首であったり、袋に入れられた死体が出てくるなど、グロテスクな色彩。そして、ヴェルザー=メストの理知的で精緻な演奏も特筆すべきもの。(写真c Salzburger Festspiele Ruth Walz)(輸入元情報)


【収録情報】
● リヒャルト・シュトラウス:『サロメ』全曲


 アスミク・グリゴリアン(サロメ/ソプラノ)
 ジョン・ダスザック(ヘロデ王/テノール)
 アンナ・マリア・キウーリ(ヘロディアス/アルト)
 ガボール・ブレッツ(ヨカナーン/バス)
 ユリアン・プレガルディエン(ナラボート/テノール)
 エイヴリー・アムロー(ヘロディアスの小姓/アルト)
 マテウス・シュミットレヒナー(ユダヤ人1/テノール)
 マティアス・フレイ(ユダヤ人2/テノール)
 パトリック・フォーゲル(ユダヤ人3/テノール)
 イェルク・シュナイダー(ユダヤ人4、奴隷/テノール)
 ダヴィッド・シュテッフェンス(ユダヤ人5/バス)
 ティルマン・レンネベック(ナザレ人1/バス)
 パヴェル・トロヤク(ナザレ人2/バリトン)
 ネヴェン・クルニッチ(カッパドキア人/バス)
 ヘニング・フォン・シュールマン(兵士1/バス)
 ダション・バートン(兵士2/バス・バリトン)

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 フランツ・ヴェルザー=メスト(指揮)

 演出・装置・衣裳・照明:ロメオ・カステルッチ
 振付:シンディ・ヴァン・アッカー

 収録時期:2018年7月28日
 収録場所:ザルツブルク、フェルゼンライトシューレ(ライヴ)
 映像監督:ヘニング・カステン

 収録時間:112分
 画面:カラー、16:9
 字幕:独英仏西伊韓日

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