フルトヴェングラー/伝説のコンサート 1947〜1953(ターラ編)(6CD)
2019年07月22日 (月) 16:50 - HMV&BOOKS online - クラシック
フルトヴェングラーと欧州名門オケ、戦後の伝説ライヴをターラ原盤から集成!
フルトヴェングラーが、1947〜53年、ルツェルン祝祭、コンセルトヘボウ、北ドイツ放送響などヨーロッパの名門オーケストラに客演指揮した伝説ライヴをターラ原盤よりCD6枚に集成。ファンなら必聴・必携! キング関口台スタジオでの最新リマスタリングで蘇る、貴重な名演の数々。ターラならではの鮮明な音質にさらに磨きをかけた今回の6CD、永久保存盤としての価値あるCDと申せましょう。(販売元情報)
● 1947年8月27日、ルツェルン(『レオノーレ』第3番、ブラームス第1番)
● 1950年7月13日、アムステルダム(『レオノーレ』第3番、ベートーヴェン第1番、ブラームス第1番)
● 1951年10月27日、ハンブルク(ブラームス第1番、ハイドン変奏曲)
● 1952年3月11日、トリノ(メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、『未完成』)
● 1952年3月7日、トリノ(ブラームス:ヴァイオリン協奏曲)
● 1953年8月26日、ルツェルン(シューマン第4番、『英雄』)
【収録情報】
Disc1
1. ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番
2. ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
3. ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番
ルツェルン祝祭管弦楽団(1,2)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(3)
録音:
1947年8月27日 クンストハウス、ルツェルン(1,2)
1950年7月13日 コンセルトヘボウ、アムステルダム(3)
原盤:Tahra(from FURT1028/9, 1013) (p)1998,1995
ブラームスの1番は巨匠最後の10年間だけで9種の(全曲)音源が遺されているほどの得意曲・愛好曲だが、このルツェルン盤が最も古い。同年11月にはVPOとEMIに録音しているが、激しい情熱や迫りくる緊迫感はこちらである。(販売元情報)
Disc2
1. ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21
2. ブラームス: 交響曲第1番ハ短調 Op.68
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
録音:1950年7月13日 コンセルトヘボウ、アムステルダム
原盤:Tahra(FURT1012) (p)1995
フルトヴェングラーが戦後唯一、コンセルトヘボウを振った貴重な記録。ディスク1に収録されている『レオノーレ』序曲3番とあわせ、当日の全曲を収録したターラ盤の価値は高い。ベートーヴェンはVPOとのEMI録音直後のライヴで、音楽の美しい流れはこちらのほうが上。ブラームスでは、若々しい情熱に溢れている。(販売元情報)
Disc3
ブラームス:
1. ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
2. 交響曲第1番ハ短調 Op.68
北ドイツ放送交響楽団
録音:1951年10月27日 ムジークハレ、ハンブルク(ライヴ)
原盤:Tahra(FURT1001) (p)1993
フルトヴェングラーが北ドイツ放送(当時は北西ドイツ放送)交響楽団に客演し遺された唯一の録音だが、巨匠の「ブラ1」といえば、まず1,2を争うベストCD。冒頭からひたすら堅固にして劇的な展開で、圧倒される。ターラが1994年に正規発売して、フランス“世紀のディアパソン・ドール” を受賞した名盤。今回リマスタリングで一層の音質改善を図っている。(販売元情報)
Disc4
1. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
2. シューベルト:交響曲第8番ロ短調 D.759『未完成』
ジョコンダ・デ・ヴィート(ヴァイオリン:1)
トリノ・イタリア放送交響楽団
録音:1952年3月11日 トリノ音楽院ホール
原盤:Tahra (from FURT1080/1) (p)2003
イタリアの名女流、ジョコンダ・デ・ヴィート。44歳の時に22歳年上の大指揮者と共演が実現。デ・ヴィートの音楽性として「暖かさ」「情熱」「ロマン」が言われるが、それはフルトヴェングラーにも共通するところ。巨匠の掘りの深い、抉るような指揮に、デ・ヴィートは激しい集中力から密度の高い感動の名演を展開している。『未完成』は同じ日のメイン・プログラム。2曲とも音質良好で、1枚のCDに収録されたこのディスクは貴重。(販売元情報)
Disc5
1. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
2. シューマン:交響曲第4番ニ短調 Op.120
ジョコンダ・デ・ヴィート(ヴァイオリン:1)
トリノ・イタリア放送交響楽団(1)
ルツェルン祝祭管弦楽団(2)
録音:
1952年3月7日 トリノ音楽院ホール(1)
1953年8月26日 クンストハウス、ルツェルン(2)
原盤:Tahra (from FURT1081, 1088) (p)2003,2004
シューマンの4番は有名なDGG録音の3ヶ月後、ルツェルン音楽祭で指揮したライヴ。ライヴにこそ本領を発揮すると言われたフルトヴェングラーの特質が如実に捉えられるもので、ほの暗いロマンに彩られた、生命力みなぎる名演。同じ日後半のプログラム『英雄』はディスク6に収録。(販売元情報)
Disc6
ベートーヴェン:
1. 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
2. 『レオノーレ』序曲第2番(ボーナス・トラック)
ルツェルン祝祭管弦楽団 (1)
ハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団(2)
録音:
1953年8月26日 クンストハウス、ルツェルン(1)
1947年6月9日 ムジークハレ、ハンブルク(2)
原盤:Tahra (from FURT1089, 1091) (p)2004
「英雄」はそれまで全く存在が知られていなかったが、1996年に仏フルトヴェングラー協会が公式にCD化し、世界中のフルトヴェングラー・ファンを驚かせたものである。最晩年とは思えないほどエネルギッシュで、実に堂々とした解釈が素晴らしい。(このもとの音源は協会員によるエアチェック録音。第4 楽章の一部に20 秒間ラジオ音が混入しています。ご了承ください。)(販売元情報)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
録音方式:モノラル(ライヴ)
国内製造品
日本語帯・解説付
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