【映像】ガッティ&ローマ歌劇場/ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』
2019年12月20日 (金) 16:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
レバノン出身のピエール・オーディ演出
ダニエーレ・ガッティ指揮ローマ歌劇場による『トリスタンとイゾルデ』
2016年ローマ歌劇場ライヴ映像。1957年レバノン出身のピエール・オーディ演出、ダニエーレ・ガッティ指揮によるワーグナー『トリスタンとイゾルデ』です。2018年12月にローマ歌劇場音楽監督に就任したダニエーレ・ガッティ。本盤は就任前の上演でしたが、ワーグナーの究極の愛と官能のドラマを、緻密な描写力、壮大でドラマティックな効果を与える演奏を聴かせ、就任後のコンビに大きな期待が寄せられるものとなりました。本上演は、ローマ歌劇場とシャンゼリゼ劇場、オランダ国立オペラの共同製作となっており、パリ、アムステルダムでも上演され好評を博しました。
演出のピエール・オーディは、パリを経て、17歳で英国に渡り、オックスフォード大学で学んでいます。1979年にロンドンのイズリントンにアルメイダ劇場を自ら創設、多くの舞台を手掛け、1988年からオランダ国立オペラの芸術監督を務め(〜2018)、2005年からはオランダ・フェスティヴァルの芸術監督(2005〜2014)、2015年からはニューヨークのパークアベニューアルモニーの芸術監督も兼任、2019年からは南仏エクス=アン=プロヴァンス音楽祭の総監督に就任した大御所演出家。そして当代屈指のヘルデン・テノール、アンドレアス・シャーガーをトリスタン、柔軟性に富んだドラマティックな歌声で魅了するソプラノ、レイチェル・ニコルズをイゾルデに迎え、キャストも大変豪華な布陣で行われました。(写真c Yasuko Kageyama)(輸入元情報)
【収録情報】
● ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』全曲
アンドレアス・シャーガー(トリスタン/テノール)
レイチェル・ニコルズ(イゾルデ/ソプラノ)
ブレット・ポレガート(クルヴェナール/バリトン)
ジョン・レリエ(メーロト/テノール)
グレゴリー・ボンファッティ(牧人/テノール)
ジャンフランコ・モントレソール(舵取り/バリトン)
ライナー・トロスト(若い船乗りの声/テノール)
ローマ歌劇場合唱団
ロベルト・ガッビアーニ(合唱指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団
ダニエーレ・ガッティ(指揮)
演出:ピエール・オーディ
ドラマツルギー:ヴィレム・ブルルス
舞台、衣装:クリストフ・ヘッツァー
照明:ジャン・カルマン
映像:アンナ・バーチュ
映像監督:アンナリサ・ボット
収録時期:2016年
収録場所:ローマ歌劇場(ライヴ)
シャンゼリゼ劇場、オランダ国立オペラ共同製作
収録時間:239分
画面:カラー、16:9
原語:ドイツ語
字幕:英、仏、西、伊、韓、日