【映像】メータ&スカラ座/モーツァルト:『後宮からの逃走』

2019年12月25日 (水) 12:30 - HMV&BOOKS online - クラシック


イタリアの偉大な演出家ジョルジュ・ストレーレル没後20周年記念
2017年ミラノ・スカラ座、メータ指揮による『後宮からの逃走』


イタリアの偉大な演出家ジョルジュ・ストレーレル[1921-1997]没後20周年を記念して、2017年にズービン・メータ指揮ミラノ・スカラ座で上演されたモーツァルトの『後宮からの逃走』。ジョルジュ・ストレーレル演出の『後宮からの逃走』は、1965年にザルツブルク音楽祭で初演され、1974年までの間8年間、37回も上演されたほど評判が高かったものでした。今回の再演にあたって、マッティア・テスティーが補訂演出を担当。テスティーはストレーレルの再演企画を数多く手がけたことのある演出家です。
 オランダ出身のソプラノ、レネケ・ルイテンはコンスタンツェ役、可憐な容姿と豊かな歌声をもつフランスのソプラノ、サビーヌ・ドゥヴィエルはブロンデ役に、そして1965年の上演の際にヴンダーリヒが演じたベルモンテには、ヴンダーリヒの再来と世界が注目するイギリスのテノール、マウロ・ペーターを起用。
 指揮のズービン・メータは、1965年ザルツブルク音楽祭での初演の際に当時29歳で登場。さらに1972年以降ミラノ・スカラ座でこのストレーレル演出の舞台を度々上演しています。メータは一時は体調が心配されていましたが、2019年ベルリン・フィルとの来日でパワフルな指揮を披露。2020年にはミラノ・スカラ座の引越し公演で『椿姫』を振る予定です。(写真c Marco Brescia)(輸入元情報)


【収録情報】
● モーツァルト:歌劇『後宮からの逃走』全曲


 レネケ・ルイテン(コンスタンツェ/ソプラノ)
 サビーヌ・ドゥヴィエル(ブロンデ/ソプラノ)
 マウロ・ペーター(ベルモンテ/テノール)
 マクシミリアン・シュミット(ペドリッロ/テノール)
 トビアス・ケーラー(オスミン/バス)
 コルネリウス・オボーニャ(セリム)
 ミラノ・スカラ座合唱団(合唱指揮:ブルーノ・カゾーニ)
 ミラノ・スカラ座管弦楽団
 ズービン・メータ(指揮)

 演出:ジョルジョ・ストレーレル
 補訂演出:マッティア・テスティー
 装置、衣装:ルチアーノ・ダミアーニ
 補訂装置:カーラ・セラボロ
 補訂衣装:シビル・ウルザーマー
 照明:マルコ・フィリベック

 収録時期:2017年6月
 収録場所:ミラノ、スカラ座(ライヴ)
 ジョルジョ・ストレーレル没後20周年、ルチアーノ・ダミアーニ没後10周年記念上演
 映像監督:ダニエラ・ヴィスマラ

 収録時間:155分
 画面:カラー、16:9
 原語:ドイツ語
 字幕:独英仏韓日