【映像】ヤング&バイエルン国立歌劇場/ヤナーチェク:『死の家から』

2020年01月14日 (火) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


日本語字幕付き
シモーネ・ヤングが描く、ヤナーチェクの傑作オペラ


2018年5月にバイエルン国立歌劇場においてプレミエとなった、カストルフ演出によるヤナーチェク最後のオペラ『死の家から』。骸骨の衣装、スクリーン、回り舞台には何故かコーラの広告が立っているという独特の世界観は上演時には賛否両論が巻き起こりましたが、作品のやや難解で不穏な空気を直感的に視覚化した秀逸なものと言えるでしょう。
 シモーネ・ヤングの指揮はダイナミックかつしなやかで、ヤナーチェクが描いた暗く暴力的ながらも美しさも併せ持った音楽を、大きなスケールで展開しています。本商品では、チェコ語の台本に立ち返って検討し、新たに起こした日本語字幕を使用しております。
 舞台はシベリアの刑務所。政治犯として新たに収容されたアレクサンドルは、その身なりとプライドの高さから監獄長に目を付けられ、入所早々酷い目に遭わされてしまいます。そんな彼から見た囚人たち、ルカと呼ばれているフィルカ、心変わりの恋人を殺害したスクラトフ、タタール人の少年アリイエイヤたちの物語。やがてアレクサンドルは出所の日を迎えますが、彼らの運命の綾は不思議に絡み合っていきます。(輸入元情報)


【収録情報】
● ヤナーチェク:歌劇『死の家から』全曲


 ピーター・ローズ(バス)…アレクサンドル・ペトロヴィチ・ゴリャンチコフ
 エフゲニア・ソトニコワ(ソプラノ)…アリイエイヤ(タタール人の少年囚)
 アレシュ・ブリスツェイン(テノール)…ルカ・クズミチ(フィルカ・モロゾフ)
 チャールズ・ワークマン(テノール)…スクラトフ
 ボー・スコウフス(バリトン)…シシコフ
 クリスティアン・リーゲル(バス)…監獄所長
 マニュエル・ギュンター(テノール)…ニキタ(大男の囚人)、他
 バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
 シモーネ・ヤング(指揮)

 演出:フランク・カストルフ
 美術:アレクサンダル・デニッチ
 衣装:アドリアーナ・ブラガ・ペレツキ
 照明:ライナー・カスパー

 収録時期:2018年5月
 収録場所:ミュンヘン、バイエルン国立歌劇場(ライヴ)

 収録時間:97分
 画面:カラー、16:9
 歌唱:チェコ語
 字幕:英語、仏語、独語、日本語、韓国語