メイエ、ポルタル/2つのクラリネットのための協奏曲集

2020年04月21日 (火) 15:00 - HMV&BOOKS online - クラシック

夢のような顔合わせ!
いずれ劣らぬクラリネットの大御所が「Alpha」で古典と向き合う


「Alpha」レーベルではシュポアの協奏曲全曲録音やエリック・ル・サージュとのフォーレやシューマンの室内楽録音で名演を聴かせたフランス随一のクラリネット奏者ポール・メイエ。確かな歴史を持つベルギー屈指の室内管弦楽団とともに彼が新たに録音した新譜はなんと、ジャズや現代音楽にも通じながら古典的レパートリーでも抜群の解釈を聴かせつづける同業の異才ミシェル・ポルタルをゲストに迎えてのヴァラエティ豊かな協奏曲集!
 両者の共演はもちろんこれが初めてではなく、すでに10年以上前にEMIで無伴奏二重奏のアルバムも制作しているほどではありますが、互いのキャリアがなお深まった今、丁寧な音盤作りで知られてきた「Alpha」というカリスマレーベルでこの2人が相まみえ、このように多彩なプログラムを提案してくれるのは実に嬉しい驚きです。
 ワロニー室内管弦楽団は、古楽大国ベルギーにあって現代楽器でのみずみずしい演奏を続けてきた知る人ぞ知る実力派集団。今回はクラリネット黎明の時代にあたるバロック期のテレマン(中低音を活かした両ソリストの音作りが絶妙)、古典派のC.シュターミッツなどのほかメンデルスゾーンの隠れ名作2曲、チャイコフスキー作品の武満編曲版と、緩急自在のプログラムが心を捉え続けます。作品の美しさを隅々まで引き出す圧倒的なブレス・コントロールの妙と積年の解釈の深み。「Alpha」ならではの素晴らしい録音です。(輸入元情報)

【収録情報】
1. シュターミッツ:協奏曲第4番変ロ長調〜2本のクラリネットと管弦楽のための
2. テレマン:2本のシャリュモー、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調 TWV52:d1
3. テレマン:ソナタ ホ短調 TWV40:102
4. チャイコフスキー/武満 徹編:秋の歌〜クラリネットと弦楽四重奏による(独奏: ポール・メイエ)
5. メンデルスゾーン:2本のクラリネットと管弦楽のための小協奏曲第1番ヘ短調 Op.113
6. メンデルスゾーン:2本のクラリネットと管弦楽のための小協奏曲第2番ニ短調 Op.114
7. C.P.E.バッハ:2本のクラリネットのための二重奏曲ハ長調 H.636


 ポール・メイエ(クラリネット、指揮)
 ミシェル・ポルタル(クラリネット:1-3,5-7)
 ベルギー王立ワロニー室内管弦楽団(弦楽編成:6/4/3/3/1)
 首席ヴァイオリン:ジャン=フランソワ・シャンベルラン

 録音時期:2018年1月
 録音場所:ベルギー南部エノー地方モンス、アルソニック音楽堂
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
DOUBLE〜2つのクラリネットのための協奏曲集 ポール・メイエ、ミシェル・ポルタル、ワロニー室内管弦楽団

CD輸入盤

DOUBLE〜2つのクラリネットのための協奏曲集 ポール・メイエ、ミシェル・ポルタル、ワロニー室内管弦楽団

価格(税込) : ¥3,410

会員価格(税込) : ¥2,387

発売日: 2020年06月04日

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