エマニュエル・パユ/アレクサンドル・デスプラ:作品集
2020年08月31日 (月) 16:15 - HMV&BOOKS online - クラシック
アカデミー音楽賞受賞曲ほかの映画音楽作品を、
巨匠デスプラ自身がパユのフルートために編曲、指揮したライヴ録音!
2019年、川端康成の生誕120周年を記念して短編小説「無言」をもとに制作されたオペラ『サイレンス』。2020年1月には日本でも初演され、大きな話題を呼んだこの作品に素晴らしい音楽を書いたのが、映画音楽作曲家アレクサンドル・デスプラです。2014年の「グランド・ブダペスト・ホテル」と、2017年の「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー賞を受賞、現代最高の映画音楽作曲家の一人とされるデスプラ。今回はエマニュエル・パユのために自身の作品をフルートとオーケストラ用に編曲し、自らフランス国立管弦楽団の指揮をかってでるなど大活躍しています。
『エアラインズ』と題されたこのアルバムには、前述の2つの作品を始め、オリジナルの作品が含まれており、「まるで映画を見るかのように、心の中でイメージを喚起できる」内容です。例えば、メーテルリンクの名作「ペレアスとメリザンド」には、ドビュッシー、フォーレ、シベリウス、シェーンベルクらが思い思いの曲を書いていますが、デスプラはこれらを凌駕するかのような美しい音楽を、フルートのための協奏交響曲としてを書いています。どの曲も、デスプラが「最も愛する楽器」として挙げるフルートが、全編に渡って大きな存在感を発揮するように書かれており、パユはそれに応え、見事なコラボレーションを繰り広げています。(輸入元情報)
【収録情報】
デスプラ:
● シェイプ・オブ・ウォーター(パリ組曲)
● 協奏交響曲『ペレアスとメリザンド』
● ラスト、コーション
● 真珠の耳飾りの少女
● 記憶の棘
● エアラインズ(独奏フルートのための)
● 『グランド・ブダペスト・ホテル』組曲
エマニュエル・パユ(フルート)
フロレンティーノ・カルボ(マンドリン)
ミレアム・ラファルグ(アコーディオン)
フランス国立管弦楽団
アレクサンドル・デスプラ(指揮、編曲)
録音時期:2018年12月3-6日
録音場所:パリ、フランス放送オーディトリアム
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
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