\生粋の”エピタフヘッズ”からたくさんの推薦コメントをいただきました!/ エピタフ・レコード スペシャルコンピ『EPITAPH, THE LAST 30 YEARS』【Loppi・HMV限定盤】発売中
2020年08月01日 (土) 20:00 - HMV&BOOKS online - ロック
あのエピタフ・レコードがHMVのために制作したスペシャルコンピレーション!HMV30周年との強力ダブルネーム盤!
1990年代にメロコアの一大ブームを築き、その後のシーンにも多大なる影響を与えた「エピタフ・レコード」がHMV30周年を祝して制作したスペシャルコンピレーション。エピタフ・レコードの社長であり、バッド・レリジョンのメンバーでもあるブレット・ガーヴィッツ氏が今回HMVのために特別に選曲・監修。レーベルの歴代代表曲を中心に全20曲を収録!
※ 「アクリルロゴキーホルダー特典」は限定数に達したため終了いたしました。
ティザー動画公開!
エピタフ・レコード社長 ブレット・ガーヴィッツ氏(バッド・レリジョン)からのメッセージ
Bad Religion や Rancid から、The Interrupters や Falling In Reverse に至るまでエピタフとその所属アーティスト達は過去30年以上に渡り、とても特別な関係を日本のファンの皆さんと共に築くことができました。日本は世界中で最も大好きな国の一つであり、落ち着いたらまた来日することを楽しみにしています。この数十年にも及ぶHMVのサポートに全てのエピタフ・スタッフが心より感謝しています。そして30周年、おめでとうございます!
ブレット・ガーヴィッツ
生粋のエピタフヘッズからたくさんの推薦コメントをいただきました!
取 宏樹
(S.P.N POWER / ライブハウスKEEP THE BEAT代表)
1997年2月、私は大学受験のため、金沢にいた。雪はなく、風は冷たかった。志望の動機は、漫画「花の慶次」の舞台となった城下町への憧れ。生まれ育った北海道北部の街から、人生3回目の飛行機に乗って向かった試験前日、気分転換にぶらついた金沢の繁華街で、とあるCDを購入した。RANCIDの2ndアルバム「Let’s Go」というアルバムの輸入盤を中古で見つけたのだ。既にパンクヒーローとなっていた彼らのセカンドアルバムを格安で購入できた自分はいささか興奮していたが、再生環境がなく、悶々とした夜を過ごし、翌日の試験を受けた。
数日後、試験の通知が届いた。結果は不合格。大きな挫折を背負い、階段を上がった自室にて、購入したばかりのRANCIDのアルバムを再生した。不動のアンセムソング「RADIO」を繰り返し聴いた。
「Radio,Radio,Radio..., When I got the music, I got a place to go 」
そう・・・! 俺には音楽があるんだ。行く場所を見つけるのだ。
かくして、私は第二志望の弘前に来る事となった。志望の動機はライブハウスとお城がある街だったから。それから23年が経過した春、私は相変わらず弘前にて、バンドで歌っていた。そして、新しく行くべき場所、ライブハウスを作ろうとしている。
人生の傍らにいてくれたRANCIDをはじめ、EPITAPHレーベルから放たれた沢山の素晴らしい楽曲、バンドで出会った素晴らしい仲間達に助けられて、今日まで生きている。最大級の感謝を。
YAMADA GANG
(yellow gang / GIRL FRIEND)
僕にとってエピタフといえば、超がつくほど青春でありまして、高校生だった僕の青い心を一気にもっていったレーベルであります。 パンクオーラマでほんとに数多くの出会いがあってVOODOO GLOW SKULLSやDFLでぶっ飛んだのを今でも思い出します。
僕はあの時に出会った音に今でもしがみついて、いまだにThe Interruptersなど新しいリリースでぶっとんでおります。気付いたら沢山エピタフ作品持ってる。
なんだかんだずっと買っているんだなー。
ほんとに感謝しないとねー。
CDやレコードのリリースは簡単ではなくてさ、膨大な作業量と熱量がかかっているんです。僕はサブスクリプションも使っているけど、こういうコンピや、大好きなバンド、レーベルが出してくれた愛おしい愛おしいブツは絶対手元に置いておきたいと思います。
スマートやミニマムとか流行ってるけど、知らないし、まだ知らないバンドとの出会いや大好きなバンドの音源を聴くワクワクはきっとずっとずっと続くわけです。
皆様も是非に。
ACE
(SHAMES)
正にEPITAPHの歴史と偉大さを感じさせてくれる一枚ですね!
Matchbook Romanceとか懐かしいな ^ ^
Brettが選曲・監修をしているっていうのもBRファンとして胸熱もんです。
Morito
(FOR A REASON)
まず初めに『EPITAPH, THE LAST 30 YEARS』発売おめでとうございます。
説明不要のEpitaph Recordsについて、僕ごときがコメントをするのは大分おこがましい気持ちでいっぱいです。
Epitaph Recordsは中学生の時に手にとったPUNK-O-RAMAが初めの出会いでした。あの時、手にとったたった1枚のCDがきっかけで、パンクのパの字も知らない(今もよくわかってない)、勉強もスポーツも真面目にも不良にもなれない、ただただ毎日が悶々と過ぎていく僕にとっては、沢山のバンドを知る機会を得る事が出来ました。
一気に自分の世界が広がり、ウキウキした感覚、沢山のバンドを聴いて広がった世界観とそこで得た自分なりの価値観が、何物にも代えがたい財産になったと30代半ばを迎えた今ではより強く思います。
願わくばこのコンピを手にとった、あの時の僕みたいなキッズが集まってバンドを組んで欲しいなと思います。
nishida
(LEXT)
憧れ続けてるバンドがepitaphにいて、punkに憧れるきっかけをくれたバンドもepitaphにいます。そんな俺みたいなやつはたくさんいるだろうし、そういうやつは増え続ける!
コイケヒロユキ
(Eupholks / MUGWUMPS)
パンクロックの存在を知った中学入学当初、安くて沢山聴ける、という安易な理由から"PUNK-O-RAMA 5"というコンピレーションCDを購入しました。その1枚を何度も聴くうちに色々なバンドをアルバム単位で聴きたい、という欲が出てきたことを記憶しています。そんな欲が出始めた頃から、音楽は楽しいんだなという気持ちが僕の中で広がっていったのかもしれません。
初めて聴いた海外のパンクバンドはBad Religion、初めて買ったコンピはPUNK-O-RAMA、どちらもEpitaphからのリリース。コンピレーション自体が珍しくなってしまった近年ですが、コンピレーションでしか味わえない良さがあることを僕は知っています。
YUTA
(CASTAWAY)
エピタフの歴史を辿ることでエクストリームミュージックの進化が分かると言っても過言ではないと思います。
ラインナップを見て、曲を聴いて、メロディックレジェンドのリリースからその後のシーンの中心にも常にエピタフがいる事を感じました。この20バンドの中から絶対にお気に入りの音楽がみつかるはずです。その音楽をもっと聞いてみたいとドキドキして欲しいです。
僕自身、高校生の時にPUNK-O-RAMAやWARPEDTOURコンピを聴いて、その中から気にになったアーティストのアルバムを買って。気に入らないバンドもいたけどコンピで出会って今も近くにいる音楽が沢山あります。 そんな出会いを是非体験して下さい!
久しぶりに聴いたPENNYWISEがすごい響いてます。エッジの効いたギターサウンドめちゃくちゃカッコいい。
新たな出会いも当時の想いを重ねるのも。
すごいコンピです。
KOUKI
(MODERN GOODDAYS)
エピタフについてという事で、出会う少し前から。1997年、私が中学1年の冬にハイスタに出会い、安っぽい言葉ではありますが大きな衝撃を受け、情報がなかなか届かない田舎にいた私はそこから貪る様にアルバムのジャケットに載ってたサンクスリストを見て、同じ衝撃を受けた友達と電車で街まで行ってCDショップに行き、少ないお小遣いの全てをハイスタのサンクスリストに載ってた日本のバンドのCDに当てて、みんなで聴いて交換し、また聴いてました。
初めて買った海外のメロコアのCDはエピタフよりリリースされた「PUNK-0-RAMA VOL.3」でした。日本盤の帯に「一曲40円」と書いていて値段を見ると1000円、裏を見るとALL、RANCID、NOFX、BAD RELIGION等々見たことのある名前が多々あり、ジャケットもカッコ良かったため即買いました。今の様に金も情報もない時代で、沢山のバンドが一気に聴ける事が非常に嬉しかった記憶があります。どのバンドも良かったですが、ALL、VOODOO GLOW SKULLS、DWARVESに特に感銘を受けて、それぞれのアルバムをCDショップに電話し取り寄せて聴き、更に過去のアルバムも聴いていく。こんな事を繰り返し沢山のバンドを知っていきました。
今回リリースされるepitaphとHMVの30周年記念コンピレーションの収録バンドを見てみると恥ずかしながら、半分くらいは知らないバンドでしたが、こんな私でも知ってる何バンドかを目当てに買って、カタログ的に知らないバンドを知れるのがコンピレーションの良さでしょう。私もこのアルバムを聴いて知らないかっこいいバンドと出会えたら最高ですね。
コンピレーションに収録されてるNOFXのLINOLEUM久々に聴きましたが今聴いてもやっぱりかっこいい。新しいバンドが好きで買った人にもこの曲が刺さるといいですね。
エピタフリリースで1番聴いた作品はALLのMASS NERDERですね。捨て曲ほぼ無しの大名盤です。収録されてるDESCENDENTSにピンときたら是非聴いてみて頂きたいです。
あと、これ1番重要なんですが、私がボーカルをしているMODERN GOODDAYSも良かったら聴いてみてくださいm(__)mよろしく!バイバイ!
KOZO
(Wienners / MUGWUMPS)
コイ○ヤのポテチを買うように、ネ○レのチョコ菓子を買うように、10代の自分は、エピタフのパンクを買っていた。 エピタフが出すアーティストは、間違いなく自分に新しい好きと刺激をくれた。今ではAIが率先しておすすめを教えてくれるが、そこに刺激は少ない。それに当時は自分が信頼したものから探す必要があった。CDの裏におなじみのロゴがあるだけで、再生するよりも前にワクワクをもらった。
お店もそういう役割を果たしている。書店にて、この書棚に陳列した店員さんは自分と気が合うな、と思う人がいるように、HMVに行き、これを試聴機に入れている店員さんとは気が合うかも、と思うこともあった。
自分の一番多感な時に刺激を沢山くれたエピタフのコンピレーションアルバムが、HMV限定で発売されます。
間違いのないレーベルから発売されるおすすめの詰め合わせが、信頼できる店舗で発売されます。AIはおすすめを教えてくれますが、刺激はなかなかくれません。
知っている人も、新しい刺激を求める人も、好きなあの人の好きを知りたい人も、ぜひ手にとってほしい、素晴らしいコンピです。
HMV30周年おめでとうございます。これからもワクワクをよろしくお願いします。
ヤスマサ
(DEAD STOCK)
「エピタフ」というレーベルが脳みそに突き刺さったときの話。
高校生の頃、大袈裟ではなく、その後の人生を変えるきっかけとなる一枚のオムニバスを購入した。ジャケットは黄緑の背景で、いくつかの知っているバンド名、そして、当時は知らないバンド名が散りばめられていた。 パンクオーラマであった。当時は今と違い、CDを購入しなければ、基本的には聴けない時代。リスクを犯しジャケ買いするも撃沈などは日常茶飯事の中、良質なメロディックパンクが惜しみなく詰められていたパンクオーラマは、様々なバンドに出会えた最高のオムニバスだった。
今回は、HMVの30周年を記念して、ブレット・ガーヴィッツ氏が選曲した20曲ということで、パンクオーラマよりさらに幅広い音楽が楽しめるであろう凄まじいメンツ。
HMV様、30周年、おめでとうございます!
Kyo
(DAIEI SPRAY)
中学3年の夏、PUNK-O-RAMAを手にしていなかったら、SNUFFの来日公演は観に行ってなかったでしょう。
RIP Mr. CHI PIG!
BONE$
(Hollow Suns)
パンクブームを牽引し、今なお輝き続けるエピタフですが、エピタフは時代とともにパンクをキーワードにジャンルを跨いでリリースを続けていて、他のパンクレーベルとは一線画している大きな特徴だと思います。エピタフを語り出すと兎角「メロコア」という言葉に引っ張られがちですが、本作はそれだけにとどまらず、オルタネイティブなバンドから、メタルコアまで幅広くチョイスされているが非常に良い。エピタフの歴史と時代のトレンドの変化を肌で感じながら想いを馳せつつ、このコンピをきっかけに知らないバンドをも掘り進めればさらに楽しいはずです。
本作にラインナップされているのは商業的に成功したバンドばかりですが、エピタフはつねにそうではないバンドたち…通称「ガチ枠」もひっそりとリリースし続けています。「売れてるバンドもいいけど、こっちもパンクだから聴けよ」と言われている気がして背筋が伸びる思いです。押忍!小生もブレット先生のような漢になりたいもんです!
YOSHITO
(IT'S A FACT RECORDS / NO HITTER / YOUR BOYS)
1993年16歳の俺は残念ながらEpitaph Recordsを知ってしまった。
あれから30年弱、俺はバンドもインディーズレーベルもレコーディングスタジオも、そして多額の借金も手に入れることができた。
これはエピタフのおかげだよ。笑
札幌のVONSというバイクとアメ車と暴力の香りが漂う人だらけの古着屋の店内で流れてきた音楽がThe OffspringのIgnitionというアルバム。
当時の僕はNirvanaやPixies、Sonic Youth等を聴きまくっていたが、速くて荒くてぶっ飛べそうなオフスプリングにピンときて店員のロン毛お兄さんに教えてもらいレコード店には輸入盤しかなかったが即買って帰った。これが最初のEpitaphだ。
それからというものレコード屋に行ってはエピタフのロゴマークを探し「エピタフレーベル、極上のパンクアルバム!」という決めセリフの入った帯のCDをAからZの棚まで全部探し続けた。まさに「エピタフ」は名詞から動詞になっていった。笑 これを読んでる40代のアンタもやったんじゃないかな?
BAD RELIGION, DESCENDENTS, NOFX, RANCID等語りたいことがありすぎるが割愛してもっと重要な話を記すことにします。
90年代のメロディアスなパンクの流行りが一段落した頃、エピタフのイメージとは異なる新しい音楽が次々リリースされ、もう「レーベル買い」はできなくなり、ブレット・ガーヴィッツ(社長)はどうかしているんじゃないかと思ったこともあった。
しかし、雑誌のインタビューでMr.ブレットが言っていたことで俺の考え方も変わり、俺がレーベルをやることになってからも忘れないようにしている。Mr.ブレットの言葉はこんな感じ。
「常に変化する時代の中で、その時代のキッズ達が興奮する音楽をリリースすることがエピタフにとって正しいと考えている。懐古主義なパンクスが新しいパンクを否定したがる姿勢は当たり前のことだけど、僕はそうなりたくないよ」。
そんな風に語っていたような気がする。(たぶん)
これにはとにかくしびれたし、心酔したし、当時の俺たちには大きな勇気になった。
EPITAPH RECORDSは今もREFUSEDやThe Lawrence Armsみたいな僕がキッズだった頃からのパンク・ハードコアバンドからFalling in Reverseみたいな新しいスタイルのハードコア、米国以外の新人までリリースしているのって、アンダーグラウンドでインディペンデントから始まってるレーベルで考えたら結構ありえないことだと思うな。
とにかく近い人達からの批判的な意見がきっと多かったと推測できるけど、時代を超えても現状を常にポジティブに捉えてきたブレット・ガーヴィッツは最高なんじゃないかな、会ったことないから分からないけど、自分の社長だったらもう大変そうだ。笑
30年近くファンでいられるなんて幸せ。
これからもエピタフする(ロゴが入っているアルバムを何も調べないで買ってみる)よ、もちろんHMVでね。
itsafactrecords.com
ヒダカトオル
(THE STARBEMS / GALLOW)
アメリカンPUNKのスタンダードを形成した偉大なレーベルであることは間違いないんだけど、それは数多くの大ヒットを生み出したからじゃなくて、この30年一貫してアメリカ、そして世界の腐敗に対して問題提起を続けているからだと思ってて・・・ 人間に共通する哀しみやフラストレーションを、PUNKを通じて訴え、発散し続けるその姿勢はレーベル発足時から一切ブレていない。
コンピを通じて聴こえてくる憂いや哀愁を湛えたメロディーやEMOさは男泣きを誘うし、キャリアやジャンルに関係なく、もちろん性別や人種を飛び越えて、抑圧されたミュージック・ラヴァーズの心に刺さりまくる。一刻も早くライブ現場で体感したくなる曲だらけなので、部屋や心の中でモッシュしながら来たるべき時を目掛けて・・・ Let's Dance Alone, So Far.
トシ
(Two layers of paint)
知名度の全く無い自分がこの文章を書くのも恐縮なのですが、バンドを通して繋がった子に久々に連絡もらって今回話をもらったので、ただの昔話を書かせて頂きます。オッサンの戯言だと流し見してもらえたら 笑
Epitaphとの出会いは中学1年生の時、友達が貸してくれた「PUNK-O-RAMA 2」がキッカケでした。当時ハイスタに出会ったばかりでどハマりしていた自分にとってはコレが海外パンクの入り口となったわけですが、初めて聴いた時の印象は「なんか怖い・・・」
1曲目からDESCENDENTSのCOFFEE MUG始まりで、初聴きの時はわけがわからなかった。アートワークもサウンドも今までに触れたことのない物で、ジャケを眺めながら曲を聴いて何か悪い事している時のような感覚に近いドキドキ感と、言葉では言い表せない濁った色が頭に浮んだ事を覚えています。ハイスタのアングリーフィストの1曲目「START TODAY」を最初に聴いた時との共通点は「コレを知っている生活が始まったな」みたいな感じでした。意味不明ですね。今となってはわからないけど、自分の心の中に大きな変化があったのかも。
今作にも個人的に思い出深い曲が何曲か入っています。当時とは違って、手軽に世界中の音楽が聴ける時代になりました。感じる事も価値も変わっていっている。願わくば音楽の先にある「人との出会い」や「面白い体験」に一人でも多くの人が繋がっていけば、パンクという音楽はこれからも続いていくんじゃないかと。娯楽がなくても死ぬわけじゃない。でも今の無頓着な世の中見ていたら音楽もライブハウスもCDショップも必要だと思いませんかね?
けんふら
(FRIDAYZ / 酒田hope)
パンクロックの教科書としてEpitaphとFat Wreckは自分の思春期を形成しております。
今みたいにネットやストリーミングでいろんな音楽に出会えなかった頃、こんな感じのコンピレーションアルバムのおかげでたくさんのバンドに出会えました。
なけなしのバイト代で買った大ヴォリュームの海外のパンクのコンピCD。輸入盤は当時1,000円とかそこらで買えて、1分前後の曲が数十曲入ってました。
新しい音楽とバンドとの出会い。どや顔で友達と教室で聴いたあの曲。
そんな初期衝動を取り戻してくれるラインナップです。
Koba168
(LOYAL TO THE GRAVE / BLOODAXE FESTIVAL)
自分が初めてEPITAPH RECORDSの存在を知り、パンクロックに大きくはまるきっかけになったのが高校のクラスメイトが貸してくれたNOFXとPennywise、そしてBad ReligionのCDだ。速いビートにザクザクしたギター、そしてポップでキャッチ―な歌がとにかくかっこよく衝撃を受けた。
そのBad Religionのブレット・ガーヴィッツが運営するエピタフは、自分達や周りの仲間の良質な作品をリリースしながらゆっくり着実にパンクファンからの厚い支持を獲得していき、90'sパンクブームを加速させたのがランシドやOffspringのブレイクだ。さらにコンピレーションCD「PUNK-O-RAMA」シリーズの大ヒットもあり、こちらのコンピには学生時代DJもどきでプレイする時などもかなりお世話になった記憶あり 笑
そんなパンクロック、ハードコアからも由来した音楽にて一つの聖地のような存在であるエピタフが、HMV30周年を祝して制作したスペシャルなコンピレーションがこの度完成。数々のレーベルを象徴するバンド/名曲が収録され、自分サイド的にはメタルコアの帝王Parkway Drive、奇跡の復活を果たしたThe Ghost Inside、そしてSWEDENはUMEA発の伝説的90'sニュースクール・ハードコアバンド Refusedまで網羅されているのが最高で、多様なカテゴリーに跨がるバンドの発掘にも常にアンテナを張り続けてきたエピタフの素晴らしさを再認識するメモリアルな一枚!
30周年おめでとうございます!
RYOSUKE
(STEP UP RECORDS / FUCK YOU HEROES & TOYBEATS)
出会いは1993年、当時高校2年生の僕が昼休みに教室で友達が作ってくれたオリジナルカセットテープをウォークマンで聴かせてもらったのを今でも覚えています。
その中にはBad ReligionやNOFX、SNUFFなんかも入ってて。その頃METALLICAやRIOTやHelloweenとかのメタルばっかり聴いてた僕には「なんて軽くて速くて短いんだ」と衝撃で。
もともと速い曲が好きだったので、求めていたのはまさにこれだ!的な感じでハマっていって。またその頃くらいから「メロコア」という造語を耳にするようになって、一部のレコ屋にもコーナーが出来始めてて。おかげで目に付くもの全てが気になってしまって。
大学に入ってバイトで稼いだお金を使ってRancid、Pennywise、The Offspringなどの当時のEPITAPHの作品や、MillencolinとかがいたBurning HeartやFAT WRECKなんかも一通り聴いて。
そこからHi-STANDARDやCOKEHEAD HIPSTERSなんかも知ることになって、ライブハウスに入り浸るようになって、オリジナルのバンドをはじめて、ライブハウスで働くようになって、レーベルをはじめて、気付いたらこんな人生を選択することになっているという、、
なのでバンド、レーベル以前に、今の自分にとってEPITAPHからは多大な影響を受けましたし、今でも完全にリスペクトしています。
あのテープに入っていた「American Jesus」や「Skyscraper」を死ぬほど聴いて興奮していた自分が今こうしてコメントを書かせてもらっているのもとても不思議な気持ちです。
ジャンルに偏らず「自分の好きなバンドをリリースする」という点でもリスペクトしてますので、これからも”現役パンクバンドのメンバーが運営するレーベル”としてそこに君臨し続けていてください。
そしていつもお世話になっているHMVさま。
改めて30周年おめでとうございます。
YAMAKEN
(DRADNATS)
社長自ら監修てのが熱い!!
当たり前だけど、ラインナップ見ただけでキュンキュンしたよ。
この音楽達に人生を狂わされ、この音楽達に背中を押されたのがまさにオレ。
こんな時だからこそ聴いてみて欲しい。
個人的におすすめは…Pennywise ”Fuck Authority”
この曲聴きながらいきってた時代を思い出すwww
SHIUCHI
(yellow gang / GRILL CHICKENS)
僕が初めてエピタフの音源を聴いたのは、ちょうど20年前に手にしたPunk-O-Rama 1でした。
海外のバンドを全然知らなかった僕にとって、この1枚が、今後長くお世話になる錚々たるバンド達との出会いになるとは思ってもみませんでした。すごく興奮してランシド「ハイエナ」のベースのイントロを一生懸命練習していたのを覚えています。
20年経っても相変わらず、新しいバンドの登場や、来日ライブ、新譜の発売に興奮させられ続けています。
そういえば最近また「ハイエナ」のベースを録音してLINEで自分のバンドメンバーに意味も無く送り付けたこともありました。
今回のコンピの発売も含め、きっとこれからも僕等を楽しませてくれるし、また新たな出会いが生まれていくこと間違いなしですね。
Yuu Kakimoto
(Graupel)
パンクロックの名門Epitaph RecordsがHMV30周年を記念してコンピレーションをリリース!
改めて曲目を見ると、Epitaph Recordsの歴史と自分の音楽の好みがパンクからエモ、そしてハードコア・メタルコアとリンクしていることに気が付き、自分の成長に欠かすことができないレーベルだったと実感しています。
どの楽曲も人生観が変わるほどの影響を受けたものばかりで自分にとって大切な曲ばかりです。
初めてNOFXやOffspiring、Parkway Driveを聴いたときの衝撃は今でも鮮明に覚えています。
最初から最後まで全曲名曲の最強コンピレーションになること間違いなしです。
昔からのファンも最近パンクやハードコアを聴き始めたファンも100%楽しめる内容なので是非手に取ってみてください!
1曲でも好きな曲があった方はまだ聴いたことのない素晴らしい楽曲に出会えるはずなのでこのコンピを通して自分の好きな音楽をどんどん探していってみましょう!
これ1枚でエピタフ・レコードの歴史を総ざらい!世代を超えた最強のパンクコンピが完成!
バッド・レリジョンのブレット・ガーヴィッツ氏が自らのアルバム (一番最初のリリースはバッド・レリジョンのEP『Bad Religion』) をリリースするために、1981年LAに設立したインディーレーベル「エピタフ・レコード」。レーベル名は、キング・クリムゾンのファーストアルバム『クリムゾン・キングの宮殿』に収録されている「エピタフ (墓碑銘)」からとっている。数多くのパンクバンドを輩出したこの偉大なスモールレーベルは、時代の変化を捉えつつ、カテゴリーを超えた幅広い音楽性のバンドを今日までコンスタントにリリースし続けている。レーベルのハイライトは何と言っても1990年代初頭。NOFXやペニーワイズ、ランシド、そしてオフスプリングの大ヒットで ”メロコア” の一大ブームを築き、その後のシーンにも多大なる影響を与えたことは多くの音楽ファンが知る事実。
そのエピタフ・レコードがHMV30周年を祝して制作したスペシャルコンピレーションをリリースする。現在も社長として、またバッド・レリジョンのメンバーとして精力的に活動するブレット・ガーヴィッツ氏がHMVのために選曲を手がけ、レーベルの歴代代表曲を中心に全20曲収録。
バッド・レリジョン、NOFX、オフスプリング、ランシドをはじめとするエピタフ創立時から活躍する看板バンドから、レーベルの幅広い音楽性を改めて印象付けるハイヴス、ウィーザー、モーション・シティ・サウンドトラック、そしてミレニアム世代の代表格エスケイプ・ザ・フェイト、ア・デイ・トゥ・リメンバー、フォーリング・イン・リヴァースまで、これ1枚でエピタフ・レコードの歴史を総ざらいできる内容となっている。ここに世代を超えた最強のパンクコンピレーションアルバムが完成!
■ 寺町知秀 (ローソンエンタテインメント)
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