ホープリッチ、18世紀オーケストラ/ウェーバー:クラリネット協奏曲集

2020年08月19日 (水) 16:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


エリック・ホープリッチ&18世紀オーケストラ。ウェーバーのクラリネット協奏曲集

18世紀オーケストラの首席クラリネット奏者を務め、ヒストリカル・クラリネットの楽器製作・研究の世界的権威でもあるエリック・ホープリッチ。復元したバセット・ホルンの使用で話題を呼んだホープリッチの大名盤、モーツァルトのクラリネット協奏曲以来となる18世紀オーケストラとの協奏曲新録音は、2020年7月に発売したばかりのウェーバー&クロンマー:クラリネット五重奏曲集に続き、今度はウェーバーの2つのクラリネット協奏曲が登場します。
 1811年に立て続けに作曲された2つのクラリネット協奏曲は、他のウェーバーのクラリネット作品と同様、当時の名手ハインリヒ・ベールマンのために書かれ、ウェーバーの指揮、ベールマンの独奏で初演やヨーロッパ中でのツアーを繰り広げた作品です。この録音では、クラリネット五重奏曲集の録音と同じように、ベールマンが使っていたと考えられる「Griessling & Schlott(グリースリング・ウント・シュロット)」の楽器のレプリカを使い、18世紀オーケストラの見事な演奏で、ベールマンのクラリネット・サウンドを再現しています。
 フランス・ブリュッヘン亡き後にも様々なゲスト指揮者を迎えながら精力的に活動を続けている18世紀オーケストラを振るのは、ベルギーのバロック・オーケストラ「レザグレマン」の音楽監督を務めながら、18世紀オーケストラではホープリッチとともにクラリネット奏者も担当しているクラリネット&指揮に精通したベルギーの名手、ギイ・ファン・ワースという最適の布陣。カップリングされているのは、ショパンのホ短調協奏曲の初演で指揮を務めたことで名を残すポーランドの作曲家、カロル・クルピンスキ(ショパンの25歳年上)のクラリネット協奏曲です。(Photo credit J.Armour)(輸入元情報)

【収録情報】
● ウェーバー:クラリネット協奏曲第1番ヘ短調 Op.73(1811)
● クルピンスキ:クラリネット協奏曲変ロ長調(1823)
● ウェーバー:クラリネット協奏曲第2番変ホ長調 Op.74(1811)


 エリック・ホープリッチ(クラリネット)
 18世紀オーケストラ
 ギイ・ファン・ワース(指揮)

 録音時期:2019年6月
 録音場所:アムステルダム、カイゼル運河教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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