クリスティアーネ・カルク/マーラー:歌曲集

2020年10月02日 (金) 16:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


世界を魅了するソプラノ、
クリスティアーネ・カルク、マーラー歌曲集!
マーラー自身が演奏したピアノ・ロールによる楽曲も収録


世界的ソプラノ、クリスティアーネ・カルクがハルモニアムンディから登場! 今後、ハルモニアムンディでリリースを重ねていく予定です(これまでにもhmfからはエラス=カサド指揮のメンデルスゾーン:交響曲第2番がありました)。第1弾はマーラーの歌曲集。抜群のセンスと、非の打ちどころなく安定したテクニックで、オペラだけでなく歌曲でも、ひとつひとつの楽曲の世界を完璧に作り上げることができる稀有の歌手、カルク。長年のピアノ・パートナーであるマルコム・マルティノーとの完璧なアンサンブルに加え、マーラー自身が演奏したピアノ・ロールとの楽曲も含まれている、なんとも注目の内容です。

【ブックレットより抄訳】
「2018年5月のブルージュの雨の夜。長い一日の移動の後、今まで知らなかった楽器であるヴェルテ・ミニョンのピアノを使ってのリハーサルが予定されていました。そこではオーケストラと一緒にマーラーのリートを歌い、交響曲第4番「天上の光」からのソロに加えて、グスタフ・マーラー自身がヴェルテ・ピアノで録音したオリジナルの伴奏でそのヴァージョンを歌うことになっていました。(中略)グスタフ・マーラーと一緒に音楽を作るという特権を享受することになったのです。その特別な瞬間は永遠に私の記憶に残り、この録音を通して、私の経験を他の人に伝えていきたいと思います。オーケストラとウェルテ・ピアノの両方でこの「天上の光」を演奏することを提案してくれたイヴァン・フィッシャーに感謝しなければなりません。」

クリスティアーネ・カルクはドイツ(バイエルン)出身。2006年ザルツブルク音楽祭にデビュー後、『魔笛』(パミーナ)、『ばらの騎士』(ゾフィー)、『フィガロの結婚』(スザンナおよび伯爵夫人)、『コジ・ファン・トゥッテ』(フィオルディリージ)、『カルメン』(ミカエラ)といった役を、MET、ミラノ、バイエルン国立歌劇場、ベルリン国立歌劇場といった世界の名だたる歌劇場で聴かせています。ハーディング、ティーレマン、ムーティ、ネゼ=セガン、エッシェンバッハ、ブロムシュテット、イヴァン・フィッシャーといった指揮者率いるオーケストラとの共演も多数。リサイタル歌手としても傑出しており、ウィーンの楽友協会ホール、シュヴァルツェンベルクのシューベルティアーデ音楽祭、ウィグモア・ホールなどに出演しています。ピアノのマルコム・マルティノーとは長年にわたり共演しています。
 マルティノーはエジンバラ生まれ、とりわけ声楽のピアノ・パートナーとして世界的に高く評価されており、これまでにジャネット・ベイカー、コジェナー、キーンリサイド、フェリシティ・ロット、ネトレプコ、フォン・オッターといった歌手たちからも信頼されており、彼らとの録音も多数。(輸入元情報)

【収録情報】
マーラー:
1. ラインの伝説(子供の魔法の角笛)
2. だれがこの歌を作ったのだろう?(子供の魔法の角笛)
3. ハンスとグレーテ(若き日の歌)
4. 夏に小鳥はかわり(若き日の歌)
5. 別離と忌避(若き日の歌)
6. むだな骨折り(子供の魔法の角笛)
7. 魚に説教するパドヴァの聖アントニウス(子供の魔法の角笛)
8. この世の生活(子供の魔法の角笛)
9. 美しいトランペットが鳴り響く所
10. 私の歌を覗き見しないで(最後の7つの歌 リュッケルト歌曲集)
11. 私は快い香りを吸いこんだ(最後の7つの歌 リュッケルト歌曲集)
12. 真夜中に(最後の7つの歌 リュッケルト歌曲集)
13. 美しさがあなたを愛するなら真夜中に(最後の7つの歌 リュッケルト歌曲集)
14. 私はこの世に捨てられて(最後の7つの歌 リュッケルト歌曲集)
15. 思い出(若き日の歌)
16. ドン・ファンの幻想(若き日の歌)
17. もう会えない(若き日の歌)
18. 私は緑の森を楽しく歩いた(若き日の歌)
19. 天上の光(交響曲第4番より)


 クリスティアーネ・カルク(ソプラノ)
 マルコム・マルティノー(ピアノ:1-17)
 グスタフ・マーラー演奏のピアノ・ロール(ヴェルテ・ピアノ:18,19)

 録音時期:2019年4月30〜5月3日
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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