【映像】ナチョ・ドゥアトの改訂振付による『ラ・バヤデール』
2020年10月07日 (水) 12:20 - HMV&BOOKS online - Classical
ナチョ・ドゥアトの改訂振付による『ラ・バヤデール』
2019年秋、サンクト・ペテルブルクのミハイロフスキー劇場で、コンテンポラリー・バレエ界の鬼才ナチョ・ドゥアトによる話題作『ラ・バヤデール』の改訂振付版が初演されました。本映像はその公演を収録したものです。ドゥアトはフデコフの台本とプティパによる原振付を尊重しつつも、本作でその扱いが話題となる神殿崩壊のシーンは外す立場を採り、独自の解釈によりストーリーの展開を加速させるために大胆なカットも加えています。これによって、ほぼ全ての登場人物を躍らせつつ、スピーディーな展開に民族舞踊をふんだんに盛り込み、この名作バレエを現代に生かす斬新な光を当てました。
ニキヤを演ずるのは2019年ミハイロフスキー劇場バレエの来日公演にも参加し、可憐さと力強さを兼ね備えた踊りを披露したアンジェリーナ・ボロンツォワ。さらにアンドレア・ラザコフの誇り高きガムザッティ、新鋭ヴィクトル・レベデフによるソロルら主役に実力派ダンサーを配し、アトラジックの美しい舞台美術とあいまって、見る者を異国情緒溢れる夢幻の世界に誘わずにはおきません。(輸入元情報)
【収録情報】
● バレエ『ラ・バヤデール』全3幕
改訂新振付:ナチョ・ドゥアト
原振付:マリウス・プティパ
音楽:レオン・ミンクス
出演:
ニキヤ…アンジェリーナ・ボロンツォワ
ソロル…ヴィクトル・レベデフ
大僧正…セルゲイ・ストレルコフ
ドゥグマンタ…アンドレイ・カシャネンコ
ガムザッティ…アンドレア・ラザコワ
ブロンズ・アイドル(青銅の仏像)…ニキータ・チェトヴェリコフ、他
ミハイロフスキー劇場バレエ団員
舞台・衣装:アンジェリーナ・アトラジック
照明:ブラッド・フィールズ
演奏:パヴェル・ソロキン指揮、ミハイロフスキー劇場管弦楽団
収録時期:2019年11月14,16日
収録場所:サンクト・ペテルブルク、ミハイロフスキー劇場(ライヴ)
● 特典映像:ウラジーミル・ケフマン(ミハイロフスキー劇場総裁)、ナチョ・ドゥアト、インタビュー
字幕:英語、仏語
収録時間:本編98分、特典12分
画面:カラー、16:9