フィリップ・ビアンコーニ/ドビュッシー:12の練習曲、他
2020年11月12日 (木) 12:05 - HMV&BOOKS online - Classical
名手ビアンコーニが描く、ドビュッシーのピアノ音楽の極致!
名手フィリップ・ビアンコーニによる香り高いドビュッシー。2012年には『前奏曲集』全2巻を録音し、今回はドビュッシーのピアノ音楽の極致ともいえる『練習曲集』を録音しました。
ドビュッシーは『練習曲集』において、リズム・ 響き・ 形式・ 構造の実験をきわめて大胆に推し進めることになります。それはドビュッシーの到達点でもあり、未来への扉を開く一手だったともいえるでしょう。ドビュッシーは自身の音楽上の進歩に決して背中を向けず、それによって自身の作風を豊かにし続け、同時に新たな扉を開き、その極みこそが『練習曲集』で追求された凄まじい急進主義となります。
カップリングには、アンドレ・ カプレの編曲による『聖セバスティアンの殉教』、内省的で物悲しい『エレジー』、そしてボードレールの詩(「バルコニー」)の一節にちなんだ『燃えさかる炭が照らす夕べ』を収録。これまでドビュッシーの円熟期の幕開けを告げる作品(『版画』『映像』ほか)、『前奏曲集』全曲を録音したビアンコーニだからこそ表現しうる渾身の演奏を聴くことができます。(輸入元情報)
【収録情報】
ドビュッシー:
● 12の練習曲
● エレジー
● 聖セバスティアンの殉教(アンドレ・カプレ編)
● 燃えさかる炭に照らされた夕べ
フィリップ・ビアンコーニ(ピアノ)
録音時期:2020年1月3,6日
録音場所:Arsenal-Metz en Scenes (Grande Salle)
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
輸入盤・日本語帯・解説付
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