サラ・ウィリス／ホルン・ディスカヴァリーズ

サラ・ウィリスがベルリン・フィルの友人たちと作り上げた、美しくも楽しい一枚

2014年ホルンの有名メーカー「アレキサンダー」から発売され一部の楽器店などに流通したCDが、曲順を組み替えて「ALPHA」レーベルからリリースとなります。
　2020年にはアルバム『モーツァルトとマンボ』を世界的に大ヒットさせた、ベルリン・フィルの人気ホルン奏者サラ・ウィリスが、同オーケストラのヴァイオリン奏者、町田琴和らと共に制作したアルバムです。こちらもベルリン・フィルのチェロ奏者リニケルがチャイコフスキーやドヴォルザークの名旋律をアレンジした作品を筆頭に、ホルンの幅広い表現力が詰め込まれた内容。さらに2020年某カップ麺「旨辛豚骨」のテレビCMで、ベルリン・フィル・ホルン・カルテットのアンコール・ピース「地下鉄ポルカ」の替え歌を歌い、日本中のホルン・ファンをのけぞらせたクラウス・ヴァレンドルフも、ダジャレを満載した自身の作品でゲスト参加。ベルリン・フィルを既に定年退職しているとは思えない張りのある高音を彼が聴かせ、ここではサラも得意の魅力的な低音を存分に吹きまくります。（輸入元情報）

【収録情報】
1. ダヴィッド・リニケル[1970-]：ヴェルヴェット・ヴァルヴス〜6つのロマンティック・トリオ編曲集
　メロディ（チャイコフスキー：懐かしい土地の思い出 Op.42より）
　ノクターン（チャイコフスキー：6つの小品 Op.19-4）
　ユーモレスク（ドヴォルザーク：8つのユーモレスク Op.101-7）
　ロマンス（ビゼー：歌劇『真珠とり』より）
　月の光（ドビュッシー：ベルガマスク組曲より）
　蜜蜂（フランソワ・シューベルト：12のバガテル Op.13より）
2. リチャード・ビッシル[1959-]：新世界の歌
3. メイソン・ベイツ[1977-]：メインフレーム・トロピックス
　シリコン・ブルース
　マリン・スノー
　グレイハウンド
4. クラウス・ヴァレンドルフ[1948-]：ウィリザベサン・サラナーデ
　『P』デュエット
　ゴゾ・ファン・トゥッテ
　シュレンドリアン
　アギア・ガリーニ
　マイ・ヨーカー（マヨルカ）

　サラ・ウィリス（ホルン）
　町田琴和（ヴァイオリン：1,3）
　フィリップ・メイヤーズ（ピアノ：1-3）
　クラウス・ヴァレンドルフ（ホルン：4）

　録音時期：2014年
　録音場所：ベルリン、フィルハーモニー室内楽ホール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　オリジナル発売：Gebr. Alexander（番号無し）