やさしい不思議のダンジョン。PS5「ボイド・テラリウム」

2021年02月14日 (日)　00:30

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追加要素が加わったPS5版『ボイド・テラリウム』

2020年1月に発売されたローグライクRPG『void tRrLM(); //ボイド・テラリウム』のPS5版が2021年2月18日に発売されます。

本作は、汚染され滅亡した世界が舞台の人類最後の少女「トリコ」と「お世話ロボット」によるダンジョンRPGです。
汚染された世界では生きていけないトリコのため、プレイヤーはロボットとなり、彼女が唯一過ごせる「テラリウム」の環境を充実させていきます。

プロモーションムービー

入る度に構造が変わる、いわゆる「不思議のダンジョン」系ゲームなのですが、ダンジョン内で倒れても失うものはなく、それまでに取得したアイテム（資源）は持ち帰ることができます。武器や防具を強化するというシステムはなく、ただひたすら「テラリウム」にいるトリコをお世話するためのアイテム（資源）を持ち帰ることが目的なので、何度倒れてもゲームが進行しない、ということはありません。難しいイメージのある「不思議のダンジョン」ですが本作は割と優しい難易度設定になっているかと思います。

キャラクターの育成・成長要素はあまりないので、やり込み要素としてはやや薄味ではありますが、このままダンジョンを進み続けるかどうか、レベルアップ毎のスキル取得で判断するなど、運の要素が強く、結果何度もダンジョンに潜ってしまう中毒性があります。

キャラクターのきびきびした動き、キーレスポンスの良さが周回プレイに拍車をかけます。

今回のPS5版では、トリコの追加衣装やトリコのかかる病気の種類が追加など、大ボリュームな追加要素ではありませんが、今作に初めて触れる方にはお得なパッケージとなっています。