パンチョ・ヴラディゲロフ:弦楽器のための協奏曲集(2CD)

2021年01月12日 (火) 17:00 - HMV&BOOKS online - クラシック

ヴラディゲロフ:弦楽器のための協奏曲集

20世紀ブルガリアにおける「最も卓越し、影響力のある作曲家」の一人に数えられるヴラディゲロフ。1933年にはブルガリア現代音楽協会(ブルガリア作曲家同盟の前身)にも創立メンバーとして名を連ね、ブルガリアの音楽発展に貢献しただけではなく、教師としても優れた才能を見せ、数多くの後進を育てました。
 この「Capriccio」のシリーズは1970年代に録音されたCD18枚分の音源の復刻で、今作はヴァイオリンとオーケストラのための作品が中心となっています。ブルガリアの旋律を用いた一連の曲は、ヴラディゲロフ作品の中でもとりわけ人気が高いジャンルで、なかでも自作自演となる『ブルガリア舞曲』でのおおらかな表現は魅力的です。また、自由なヴァイオリンのパッセージと古典的な様式を備えた2曲のヴァイオリン協奏曲も聴き応えのある大作です。作品のほとんどは作曲家の息子、アレクサンドルの指揮による演奏です。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1

ヴラディゲロフ:
1. ヴァイオリン協奏曲第1番ヘ短調 Op.11(1920)
2. ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 Op.61(1968)

Disc2
4. ブルレスケ Op.14(1922)〜ヴァイオリンとオーケストラのために
5. ブルガリア・パラフレーズ Op.11-1『ホロ』(1925)〜ヴァイオリンとオーケストラのために
6. ブルガリア狂詩曲 Op.16『ヴァルダール』(1922 rev.1958)〜ヴァイオリンとオーケストラのために
7. ブルガリア組曲 Op.21(1927)〜ヴァイオリンとオーケストラのための歌
8. ブルガリア舞曲(1931)〜2つのヴァイオリンと弦楽オーケストラのために
9. 悲歌的ロマンス(1917)〜チェロとオーケストラのために
10. 演奏会用幻想曲 Op.35(1941)〜チェロとオーケストラのために

 ゲオルギー・バデフ(ヴァイオリン:1,4)
 ディナ・シュナイダーマン(ヴァイオリン:2,7,8)
 エミール・カルミラロフ(ヴァイオリン:8)
 ヴァレンチェスラフ・ニコロフ(チェロ:9,10)
 ブルガリア国立放送交響楽団(1-7,9,10)
 ブルガリア室内管弦楽団(8)
 パンチョ・ヴラディゲロフ(指揮:8)
 アレクサンドル・ヴラディゲロフ(指揮:1-7,9,10)

 録音:1970年〜1975年
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