【映像】アルゲリッチ&ブラウンシュタイン〜デュオ・リサイタル ベルリン 2020
2021年01月15日 (金) 12:15 - HMV&BOOKS online - クラシック
アルゲリッチとブラウンシュタインによる
2020年2月ベルリン・デュオ・リサイタル。満員の聴衆による大喝采!
2020年2月にベルリンのピエール・ブーレーズ・ザールで行われた、世界的ピアニスト、マルタ・アルゲリッチと元ベルリン・フィルのコンサートマスターで現在はソロとして活躍するガイ・ブラウンシュタインによるデュオ・リサイタルの映像がリリースされます。
シューマンは生涯に3つのヴァイオリン・ソナタを残し、どれも彼の創作活動の最後期であり、第1番は1851年に書かれました。2人の演奏はシューマンの本質をとらえながら、卓越した技巧と情感あふれる演奏を聴かせます。
プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ第2番は原曲がフルート・ソナタですが、オイストラフより依頼され作曲者自身によって改作されたもの。両者ともに会心の演奏で、圧巻の音楽を作り上げています。
フランクがベルギーの大ヴァイオリニスト、ウジェーヌ・イザイのために書いたヴァイオリンとピアノのためのソナタ。その美しく情熱的な曲想で、数あるヴァイオリン・ソナタの中でも人気のある作品です。ガイ・ブラウンシュタインの堂々とした表現と豊かな音楽性、それを力強く柔らかく包み込むアルゲリッチの演奏は、数ある名演の中でもひと際印象に残るものです。
アルゲリッチはこの3曲ともにすでにクレーメル、ギトリスといった名ヴァイオリニストたちと録音していますが、ガイ・ブラウンシュタインとも親密な音楽的会話の中から、刺激的な「新しい音」を生み出しています。
アンコールではクライスラーの『愛の悲しみ』と『美しきロスマリン』が演奏されましたが、ガイ・ブラウンシュタインは実際にクライスラーが所有していたストラディヴァリウスで演奏しました。(輸入元情報)
【収録情報】
● シューマン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番イ短調 Op.105
● プロコフィエフ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番ニ長調 Op.94a
● フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ長調
(アンコール)
● クライスラー:愛の悲しみ
● クライスラー:美しきロスマリン
ガイ・ブラウンシュタイン(ヴァイオリン)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
収録時期:2020年2月22日
収録場所:ベルリン、ピエール・ブーレーズ・ザール(ライヴ)
収録時間:85分
画面:カラー、16:9