【映像】バレフ&ソフィア国立歌劇場/ワーグナー:『ワルキューレ』
2021年05月25日 (火) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
ソフィア歌劇場の『ニーベルングの指環』第2弾、『ワルキューレ』
前作『ラインの黄金』でその実力を印象づけたブルガリアのソフィア歌劇場によるリング・ツィクルス第2弾。リング4部作の中でも高い人気を誇る『ワルキューレ』は、第1幕のジークムントとジークリンデの二重唱、第2幕の『ワルキューレの騎行』、そして終幕の『ヴォータンの告別と魔の炎の音楽』など聴きどころが満載です。
この『ワルキューレ』では、『ラインの黄金』から更にポップさを増した演出に驚かされます。舞台上のオブジェとしての大きな環と円錐は本作でも継承され、ワルキューレたちの乗るロケットの弾頭のような円錐、ブリュンヒルデが眠る岩山を囲む炎の環と様々なシーンで使われます。今作も、特撮怪獣映画のキャラクターのような装束をまとったブルガリアの実力派の歌手たちが集結。なかでもジークムントを歌うマルティン・イリエフは2015年のソフィア国立歌劇場の来日公演の際、『トゥーランドット』のカラフを歌い人気を集めた実力派テノール。第1幕での凜然たるジークムントの演技歌唱が光ります。
パヴェル・バレフのタクトに導かれたワーグナーの音楽は、前作に更に拍車の掛かったドラマティックなもの。ソフィア・リングの第3弾、第4弾を大いに期待させる『ワルキューレ』です。(輸入元情報)
【収録情報】
● ワーグナー:『ニーベルングの指環』第1夜『ワルキューレ』全曲
ジークムント…マルティン・イリエフ(テノール)
ジークリンデ…ツヴェタナ・バンダロフスカ(ソプラノ)
フンディング…アンゲル・フリストフ(バス)
ヴォータン…ニコライ・ペトロフ(バリトン)
フリッカ…ルミャーナ・ペトロヴァ(メゾ・ソプラノ)
ブリュンヒルデ…マリアナ・ツヴェトコヴァ(ソプラノ)
ヘルムヴィーゲ…ミレーナ・ギュローヴァ(ソプラノ)
オルトリンデ…イリーナ・ジェコヴァ(ソプラノ)
ゲルヒルデ…リュボフ・メトディエヴァ(ソプラノ)
ヴァルトラウテ…ドミトリンカ・ライチェヴァ(メゾ・ソプラノ)
ジークルーネ…マリエラ・アレクサンドロヴァ(メゾ・ソプラノ)
ロスヴァイセ…ツヴェタ・サラムベリエヴァ(アルト)
グリムゲルデ…マルガリータ・ダミヤノヴァ(アルト)
シュヴェルトライテ…ブラゴヴェスタ・メッキ=ツヴェトコヴァ(アルト)
ソフィア国立歌劇場管弦楽団&バレエ団
パヴェル・バレフ(指揮)
演出:プラメン・カルタロフ
装置・衣装:ニコライ・パナトヨフ
照明:アンドレイ・ハジディンジャク/エミール・ディンコフ
収録時期:2011年4月14日
収録場所:ブルガリア、ソフィア国立歌劇場(ライヴ)
映像監督:ルーメン・コヴァチェフ/プラメン・カルタロフ
収録時間:243分
画面:カラー、16:9
字幕:日本語・英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・韓国語
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