無人島 〜俺の10枚〜 【THE TREES: 竹内 里美 編】

2021年06月30日 (水) 18:00

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プロデューサーに菅原慎一(ex.シャムキャッツ)を迎えたデビューアルバム『Reading Flowers』をリリースする THE TREES が「無人島 〜俺の10枚〜」に登場!20年代の東京インディーを担う4人組が選ぶ10枚とは?今回は、竹内 里美 (Vocal & Bass)編。


無人島 〜俺の10枚〜 【THE TREES: 竹内 里美 編】

SNOW WITE 『"PSYCHEDELIC DAYS" 7"』

着地したらいっちばん最初に聴きます CALIFORNIA TOURISMで鳴っているすべてが気持ちよくて眩しくてすべて忘れてヘロヘロに踊るしかなくなる 曲の短さもスキ!

《recommended tracks》
・CALIFORNIA TOURISM

SNOW WITE 『CHINATOWN』

大好きスノーワイト2枚目 曲の流れがちょうどよく無人島生活の時間軸とマッチしそう
スカッとするギターで始まる曲が多くテンション上がります クラゲや謎の虫に刺されてもご機嫌でいられるし空腹で倒れてもにやにやしながらTry Yr Luckを口ずさんでいることでしょう・・・ スノーワイトサイコー❆❆

《recommended tracks》
・Luv U Like Limeade
・Sweet Black Angel
・I Got It Bad
・Try Yr Luck
・Chinatown

Jamaica 『No Problem』

砂浜で爆踊りして周囲のヤシの木に肩でぶつかっていきたくなるアルバム
終盤にかけて優しい曲が増えるので爆睡もできる

《recommended tracks》
・I Think I Like U 2
・Junior



Carousel 『Into the Night』

無人の島で昼間と夜の間の時間にこの曲を聴けたならどれほど幸せなことでしょう、、、、、、!!!!!!!
シンセも歌声も爽やかで美しくクールなのに体中が燃えるような衝動があって、ほんっとーに最高です。2:48からのギターソロかっこよすぎ鳥肌!!!!!

《recommended tracks》
・Into the Night

La Femme 『Psycho Tropical Berlin』

ニューウェーブとピコピコエレクトロ、ムーディーでパンク、好きな要素すべてぶち込まれているお気に入りの一枚です 炎を見ながら聴いたら溶ける!
ライブの映像はどれも色んな意味で丸裸で超カッコいいです。

《recommended tracks》
・Antitaxi
・Sur la planche 2013
・It's Time to Wake Up 2023
・Si un jour



Viagra Boys 『Street Worms』

ただひたすらにカッコいい 音数が多ければ多いほどいい!というわけではない!!
自由で最高 Sportsを流しながらスイカのビーチボールをどれだけ高く投げられるかで遊んだり縄跳びしたり全力ダッシュしたりが無人島での一番の目的になりそう

《recommended tracks》
・Down in the Basement
・Slow Learner
・Sports
・Just Like You
・Up All Night



Teen Runnings 『Now』

このアルバムを再生するとどこにいても目の前が海になる 自然溢れる場所で必ず聴きたくなるアルバム第一位!
でも簡単にリゾートにはいけないから、アスファルトを踏みながら電車に揺られながら心を潰しながらの生活の中で聴く回数が圧倒的に多くて、それだけこのアルバムが身近だとわかりました 島や海を前にしてTeen Runningsを聴くのは私の一つの夢です
疲れた大人にもやんちゃな子どもにも全人類におすすめしてまわりたい〜
瑞々しくてポップでかわいくて重なるギターのアルペジオで涙だらだらの多幸感に包まれるこのアルバムが大!好!き!!!

《recommended tracks》
・Anyone Like You
・Stars
・New Work Silly



エレクトリック・ライト・オーケストラ 『Time』

耳に刺さる高音が爽快で、星がさらによく見えそうなアルバム ピアノの音が落ち着きます
あとこのアルバムを聴くと地元の風景を思い出せるから持っていきます

《recommended tracks》
・TWILIGHT
・The Way Life's Meant To Be
・HOLD ON TIGHT



ST☆RISH 『マジLOVE2000%』

海も空も真っ黒になった夜に、ドでかい7色のレーザーを持参して踊ります。

《recommended tracks》
・マジLOVE2000%
・夢追人へのSymphony



THE SLEEPING AIDES & RAZORBLADES 『PARALLAX VIEW』

そこが何処であろうと一瞬で宇宙の果てに連れてってくれる すべてがツボですべてがキラーチューンで、ギャーッ!!と叫びたくなるようなロマンティックな歌詞とポップなメロディーで号泣してしまう でも泣いてる場合じゃねーっていう突き抜けたカッコよさに途中から涙が追い付かなくなるこのアルバムはほんとにどうなっているんだ〜
無人島関係なくこんなに愛せる音楽があるってホントに幸せな人生!

《recommended tracks》
・One More Minute
・My Mind's Eye
・Last Night On Earth
・Out Of Reach
・Ghost Town

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無人島 〜俺の10枚〜 とは

音楽好きには、超定番の企画「無人島 〜俺の10枚〜」。なんとも潔いタイトルで、内容もそのまんま、無人島に持って行きたいCDを10枚チョイスしてもらい、それぞれの作品に込められた思い入れを思いっきり語ってもらう。ミュージシャンとしてルーツとなるもの、人生を変えた一枚、甘い記憶がよみがえる一枚、チョイスの理由にはそれぞれのアーティストごとに千差万別だ。

「無人島 〜俺の10枚〜」過去のアーカイブはこちら


THE TREES デビューアルバム『Reading Flowers』 商品情報

2021年6月23日発売
P-VINE RECORDS

千葉県出身のメンバーを中心に結成し、Laura day romance等を迎えた自主企画を大成功に収めるなど都内のライブハウス・シーンを中心に注目を集める次世代―ギターポップ・バンド、THE TREES。CD+ZINEの作品を自主リリースするなど、楽曲だけではなくアートワークやパッケージにまで拘りを持った注目バンドが同じく千葉県出身の菅原慎一(ex.シャムキャッツ)をプロデューサーに迎えて完成させた待望のデビューアルバムを遂にリリース!

Belle and SebastianやTravisといった海外のギターポップ/ インディーフォークなどから影響を受けたサウンドを邦楽として再定義したTHE TREESの音楽。キラキラとした甘酸っぱさとエモーショナルが絡み合う『Reading Flowers』の全10曲は、今すぐ散歩に出かけたくなるような暖かいサウンドと少しセンチメンタルにさせられるメロディーのバランスが絶妙! 春〜初夏にピッタリのギターポップの上で邦楽特有のポップさを持ったヴォーカル、有馬嵩将の甘くて爽やかな唄声が青空高く響き渡る!ヴォーカル、有馬嵩将自らが描いた油絵のジャケットにも注目です!


2020年という、バンドにとって一番合理的でなく、活動に不向きな一年を、なるべく楽しく、根気よく、丁寧にみんなで過ごした。曲作りや練習の合間にドライブをしたり、喫茶店へ行ったり、ハードオフ巡りをしたりしてセッションを重ねていく中でどんどん気付きが産まれ、グルーヴを増していくのを間近で見てきた。効率が悪くて面倒くさいけれど美しいのがバンドだ。その美しさとは、毎日のちょっとした奇跡の積み重ねを、人間的で有機的な繋がりをもってバンドサウンドへ昇華させることなのかなと思った。

まさに今、THE TREESは全ての真っ只中にいて、有馬くん、荏原くん、竹内さん、山本くん4人が、想像力を働かせて同時に音を鳴らすという奇跡が進行中なのだ。

知らないうちに失ってしまうもの、どうやっても取り戻せないものが人生にはあるが、初めて彼らのライブを観たとき、そんな大切なことは何だったか、改めて教えてくれたような気がした。

完成したアルバムを聴いて、同じような気持ちになり、涙を流している自分がここにいる。

______菅原慎一(ex.シャムキャッツ)

ご購入はこちら

Reading Flowers

CD

Reading Flowers

THE TREES

価格(税込) : ¥2,530

まとめ買い価格(税込) : ¥2,150

発売日: 2021年06月23日


【CD収録曲】

  • 01. Clover
  • 02. Edelweiß
  • 03. Primula
  • 04. Iberis
  • 05. Marron
  • 06. Lilac
  • 07. Zinnia
  • 08. Mimosa
  • 09. Chloranthus
  • 10. Coleus



THE TREES プロフィール

竹内 里美(Vocal&Bass) / 山本 諒(Drums) / 有馬 嵩将(Vocal&Guitar) / 荏原 優太郎 (Guitar&Chorus)

千葉県出身のメンバーを中心に結成した4人組ギターポップ・バンド、THE TREES。日本語での歌詞を大切にした暖かみのある楽曲を鳴らし、2017年にCD+ZINE作品『Olive EP』を自主リリース、2018年には竹内里美が正式加入。写真家、勝呂 亮伍と共作したCD+ZINE作品『KIDS EP』、『Breakfast Club』を2年連続でリリースするなどリリース形態に拘り作品リリースを続ける。2019年には下北沢BASEMENTBARにて初の自主企画「Younger Than Yesterday」を開催し、大成功を収めた。2021年6月23日、元シャムキャッツの菅原慎一をプロデューサーに迎えたデビューアルバム『Reading Flowers』をリリースする。


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