【映像】クリスティ&レザール・フロリサン/ラモー:歌劇『プラテー』
2021年07月12日 (月) 16:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
ロバート・カーセン演出、クリスティ指揮レザール・フロリサンによる、
2020年12月にウィーンで上演された『プラテー』
ファッション界のレジェンド、ラガーフェルドをモデルに
神話の世界がパリのオートクチュールに!
ロバート・カーセン演出、ウィリアム・クリスティ指揮レザール・フロリサンによる、2020年12月にアン・デア・ウィーン劇場で上演されたラモーの歌劇『プラテー』。本作は2014年に新演出として上演されましたが、その際はクリスティの不調により代役としてポール・アグニューが指揮しました。
ラモーの『プラテー』は1745年に初演。カエルの女王プラテーとギリシャ神話の神々による喜劇。このロバート・カーセンの演出では神話的な出来事は読み替えられ、パリのオートクチュールの世界で起こります。大神ジュピテルはファッション界の皇帝ともいわれるカール・ラガーフェルド[1933-2019]をモデルとして描かれています。カール・ラガーフェルドは、シャネルやフェンディなどのデザイナーとして長年ファッション界を牽引した「レジェンド」です。シャネルのようなブランド・マークがあらわれたり、カール・ラガーフェルドの愛猫シュペットをモデルにした本物の猫、バロック音楽に合わせて躍る激しいダンサーたちなど、この独創的でモダンな演出は初演時から話題となっていただけに嬉しい映像化です。また、そこには人を美醜で判断することによって起こる差別、消費社会の罪深さなどファッション業界や現代社会で起こっている問題を提起するような演出となっています。(輸入元情報)
【収録情報】
● ラモー:歌劇『プラテー』全曲
マルセル・ベークマン(テノール)
ジャニーヌ・ド・ビク(ソプラノ)
シリル・オヴィティ(テノール)
マルク・モイヨン(テノール)
エドウィン・クロスリー=マーサー(バス・バリトン)
エマニュエル・デ・ネグリ(ソプラノ)
エミリー・レナード(メゾ・ソプラノ)
イロナ・レヴォルスカヤ(ソプラノ)
バドライク・ローワン(バス・バリトン)
アルノルト・シェーンベルク合唱団
エルヴィン・オルトナー(合唱指揮)
レザール・フロリサン
ウィリアム・クリスティ(指揮)
演出:ロバート・カーセン
舞台・衣装:ギデオン・デイヴイ
照明:ロバート・カーセン、ペーター・ヴァン・プラテ
収録時期:2020年12月
収録場所:アン・デア・ウィーン劇場(ライヴ)
映像監督:ダヴィデ・マンシーニ
特典映像:舞台裏インタビュー
収録時間:170分(本編138分、特典32分)
画面:カラー、16:9
原語:フランス語
字幕:仏独英韓日(本編)、英独(特典)