アラウ/未発表ベートーヴェン・リサイタル 1959年ベルリン

2021年07月14日 (水) 16:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


クラウディオ・アラウの未発表音源!
ベルリンでのベートーヴェン・リサイタル!


フランスのレーベル「Fondamenta」が貴重音源を高音質に復刻するシリーズ「The Lost Recordings」が、レーベル名も「The Lost Recordings」へと変えて始動。今回は20世紀を代表するピアニスト、クラウディオ・アラウの未発表リサイタル音源です。しかもアラウが得意としたベートーヴェン。ベルリン放送のアーカイヴにて発見された貴重な音源を「The Lost Recordings」自慢の「Phoenix Mastering」(※)によって鮮やかに蘇らせました。
 1903年チリに生まれたアラウは、ベルリンへ留学後マルティン・クラウゼに師事。1927年にはジュネーヴ国際ピアノ・コンクールにて第1位を獲得。ベートーヴェン、シューベルトなどを得意とした、20世紀を代表するピアニストのひとりです。
 1959年3月12日にベルリンの音楽大学にて行われた演奏会で、アラウはこの時、56歳。まさにキャリアの頂点を迎えていた時期のリサイタルで、その演奏は最初から最後まで緊迫感あふれるものとなっています。特に『告別』での表現力の高さは素晴らしく、その完璧に習得されたフレージングと重厚な音は、アラウ・ファン、ベートーヴェン・ファンならずとも必聴の1枚です。また1962年からスタートするベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を録音する直前の演奏という点も注目です。

※「Phoenix Mastering(フェニックス・マスタリング)」とは、フランスのオーディオ・メーカー「Devialet(ドゥヴィアレ)」のテクノロジーを駆使して開発した、アナログ録音の正確な復刻を可能にする独自の復元プロセスです。(輸入元情報)

【収録情報】
ベートーヴェン:
● ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a『告別』
● ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
● ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57『熱情』


 クラウディオ・アラウ(ピアノ)

 録音時期:1959年3月12日
 録音場所:ベルリン音楽大学
 録音方式:モノラル(ライヴ)
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