ド・ビリー&ウィーン響/ヒンデミット:歌劇『画家マティス』(3CD)

2021年07月20日 (火) 18:30 - HMV&BOOKS online - クラシック


ベルトラン・ド・ビリー/ヒンデミット: 歌劇『画家マティス』

『画家マティス』は、ヒンデミットが16世紀ドイツの宗教画家マティアス・グリューネヴァルトを題材に台本を書き、1934年から35年にかけて作曲した全7場からなる歌劇。宗教改革後の16世紀初頭、ルター派の農民反乱を題材にしたそのストーリーは、作曲当時のドイツの政治体制への間接的な批判と見做され、1935年に計画されたフルトヴェングラー指揮によるベルリン初演はナチスによって禁止されてしまいました。
 ヒンデミットはこの歌劇の台本作成中から、フルトヴェングラーの求めに応じ、歌劇の素材を用いた交響曲『画家マティス』を書きあげ、これは歌劇よりも先に初演され大成功を収めました。しかし歌劇の上演が禁止になったことで有名な「ヒンデミット事件」が勃発。ドイツ国内外でセンセーションを巻き起こしました。
 2021年8月にリリース予定の映像商品と同一音源にて、ヒンデミットの重厚な音楽をじっくりお楽しみいただけます。(輸入元情報)

【収録情報】
● ヒンデミット:歌劇『画家マティス』全曲 (1938)


 マティス(画家)…ヴォルフガング・コッホ(バリトン)
 アルブレヒト・フォン・ブランデンブルク(マインツ大司教)…カート・ストレイト(テノール)
 リーディンガー(商人)…フランツ・グルントヘーバー(バス・バリトン)
 ウルズラ(リーディンガーの娘)…マヌエラ・ウール(ソプラノ)
 ハンス・シュヴァルプ(農民の指導者)…レイモンド・ヴェリー(テノール)
 レギーナ(シュヴァルプの娘)…カテリーナ・トレチャコワ(ソプラノ)
 ローレンツ・フォン・ポンマースフェルデン(マインツ大司教代理)…マーティン・スネル(バス)
 ヴォルフガング・カピト(アルブレヒトの顧問官)…チャールズ・リード(テノール)
 ジルヴェスター・フォン・シャウンブルク(将校)…オリヴァー・リンゲルハーン(テノール)
 ヘルフェンシュタイン伯爵夫人…マグダレーナ・アンナ・ホフマン(メゾ・ソプラノ)、他

 スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団
 ブランカ・ユハニャコヴァ(合唱指揮)
 ウィーン交響楽団
 ベルトラン・ド・ビリー(指揮)

 録音時期:2012年12月11-12日
 録音場所:アン・デア・ウィーン劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)


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