フレミング、ネゼ＝セガン／『ヴォイス・オブ・ネーチャー』

気候変動の危機に音楽で思いを巡らすフレミングのニュー・アルバム

昨今の気候変動の危機に心を痛めているフレミングが、フォーレやグリーグなどロマン派作曲家の歌を通して作曲家たちと自然との関わりを、また現代作曲家の新しい作品で現代の私たちと自然との関わりを探ります。
　ニコ・マーリー、ピュリッツァー賞受賞のケヴィン・プッツとキャロライン・ショウの最新の委嘱作品を収録。カナダの指揮者ヤニク・ネゼ＝セガンがピアノ伴奏を務めています。

「このアルバムの音楽は約2世紀前に生まれています。その時人々は自然の美しさと深い関わりを持っていました。今私たちは自分たちの活動の結果と私たちの環境のはかなさをあまりにもはっきりと知る時に達してしまいました」〜ルネ・フレミング（輸入元情報）

【収録情報】
1. ケヴィン・プッツ：Evening
2. フォーレ：牢獄（2つの歌 Op.83より第1曲）
3. アーン：星たち（『12のロンデル』より第9曲）
4. アーン：恍惚のとき（『灰色の歌』より第5曲）
5. フォーレ：ひそやかに（5つのヴェネツィアの歌 Op.58より第2曲）
6. フォーレ：愛の夢（3つの歌 Op.5より第2曲）
7. リスト：美しい芝生が広がるところ S.284
8. ニコ・マーリー：Endless Space
9. フォーレ：揺りかご（3つの歌 Op.23より第1曲）、
10. フォーレ：川のほとりで（3つの歌 Op.8より第1曲）
11. アーン：恋する乙女
12. リスト：すべての峰に安らぎがある S.306
13. グリーグ：6つの歌 Op.48より第3曲『世のならい』
14. グリーグ：6つの歌 Op.48より第5曲『ばらの季節に』
15. グリーグ：6つの歌 Op.48より第6曲『ある夢』
16. キャロライン・ショウ：Aurora Borealis

　ルネ・フレミング（ソプラノ）
　ヤニク・ネゼ＝セガン（ピアノ）

　録音時期：2021年4月27日〜5月1日
　録音場所：フィラデルフィア、キンメル・センター、ヴェライゾン・ホール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　世界初録音（1,8,16）