【映像】メータ&ベルリン国立歌劇場/R・シュトラウス:『ばらの騎士』

2021年09月08日 (水) 18:30 - HMV&BOOKS online - クラシック


2020年2月ベルリン国立歌劇場ライヴ
圧倒的な存在感のニールンドの元師夫人、メータ指揮よる『ばらの騎士』


2020年2月、ベルリン国立歌劇場で上演されたズービン・メータ指揮による『ばらの騎士』 。演出は、多方面の芸術的分野で活躍するマルチメディア・アーティストのアンドレ・ヘラー。ヘラーはこの舞台でベルリン国立歌劇場デビューとなりました。舞台美術は現代美術家としても国際的に知られているゼニア・ハウスナー。衣装はコスモポリタン的なクリエイティブな才能を持つファッション・デザイナー、アーサー・アルベッセが担当。ベル・エポックやアール・ヌーヴォーからインスピレーションを得た豪華な装飾が施されています。
 豪華な歌手陣にも注目。フィンランド出身のソプラノ歌手カミラ・ニールンドの元帥夫人、オックス男爵のギュンター・フロイスベック、オクタヴィアン役のミシェル・ロジエとソフィー役ネイディーン・シエラはともに同役のデビューとなりました。中でもカミラ・ニールンドの元帥夫人は気品あふれる佇まいと優れた歌唱が素晴らしく、舞台上で圧倒的な存在感を放っています。あまたある名演においてもひけをとらない上演となっています。


【あらすじ】
舞台は18世紀、ウィーンの陸軍元帥の館。元帥夫人は夫の留守中、美しき貴公子オクタヴィアンを招き入れ、一夜を過ごした。そこへ朝早く突然オックス男爵が訪ねてくる。元帥夫人のいとこである男爵は好色家で知られ、女装をして小間使いに変装したオクタヴィアンをも口説こうとする始末。そんなオックスが元帥夫人を訪ねてきたのは、彼が裕福な貴族ファーニナルの娘ゾフィーと結婚するために、彼女に「銀のばら」を贈る「ばらの騎士」を紹介してほしいと頼みにきたのであった。オックスの結婚は愛よりもお金を重視したものだった。そんなオックスは、結婚用のばらを届けるために選ばれたオクタヴィアンが、やがて花嫁ゾフィーと恋に落ちるとは思ってもいなかった・・・。(輸入元情報)

【収録情報】
● リヒャルト・シュトラウス:『ばらの騎士』全曲


 カミラ・ニールント(ウェルデンベルク侯爵夫人)
 ギュンター・グロイスベック(オックス男爵)
 ミシェル・ロジエ(オクタヴィアン)
 ローマン・トレーケル(フォン・ファーニナル)
 ネイディーン・シエラ(ゾフィー)
 アンナ・サムイル(マリアンネ)
 カール・ミヒャエル・エプナー(ヴァルツァッキ)
 カタリーナ・カンマーローアー(アンニーナ)
 エリック・ロセニウス(警部)
 フロリアン・ホフマン(侯爵家の家令)
 リナート・フリーリンク(ファーニナル家の家)
 ヤッカ・ミヘラチ(公証人)
 アンドレス・モレノ・ガルシア(料理屋の主人)
 アタラ・アヤン(歌手)
 ヴィクトリア・ランデム(小間物屋)
 木下基樹(動物売り)
 ベルリン国立歌劇場合唱団
 ベルリン国立歌劇場児童合唱団
 アンナ・ミルコーヴァ(合唱指揮)
 ベルリン国立歌劇場管弦楽団
 ズービン・メータ(指揮)

 演出:アンドレ・ヘラー
 舞台:ゼニア・ハウスナー
 衣装:アーサー・アルベッセ
 照明:オラフ・フリーズ
 映像デザイナー:ギュンター・イェックレ、フィリップ・ヒラーズ

 収録時期:2020年2月
 収録場所:ベルリン国立歌劇場(ライヴ)
 映像監督:フェリックス・ブレイザッハ

 収録時間:240分
 画面:カラー、16:9
 言語:ドイツ語
 字幕:独英仏伊韓日