【発売】完全初出!シュムスキー/ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
2021年11月11日 (木) 12:45 - HMV&BOOKS online - クラシック
完全初出! シュムスキー唯一のブラームス:ヴァイオリン協奏曲
1984年のデジタル録音が登場。
1917年、フィラデルフィアに生まれたオスカー・シュムスキー。ヨーロッパで名を成してから移民した演奏家が席巻していた20世紀半ばのアメリカ楽壇にあって、数少ないアメリカ生まれのスター・ヴァイオリニストでした。7歳でストコフスキー指揮のフィラデルフィア管弦楽団と共演、名門カーティス音楽院でレオポルト・アウアーに学び、トスカニーニに請われてNBC交響楽団に加わったこともあります。欧州では知る人ぞ知る存在だったシュムスキーですが、1981年に行ったロンドン・デビュー・リサイタルが大評判となり、欧州でのコンサートの依頼が殺到、録音も「Nimbus」「ASV」「Chandos」などから相次いでリリースされました。
この録音は、1984年秋にドイツのマールで行った演奏会の2日後にセッション収録したものですが、なぜかその存在が知られぬままになっていました。近年、シュムスキーの子息エリックが父の遺産整理中に未編集のテープを発見。かつて父のロンドン・デビューをお膳立てしたエリック・ウェン(現「Biddulph」)と共に編集と関係者の承諾を進め、ここにリリースされます。シュムスキーにはブラームスの室内楽やハンガリー舞曲の録音がありますが、ヴァイオリン協奏曲の全曲録音はこれが唯一。ディスコグラフィの空白を埋める貴重なリリースです。解説書には曲目解説に加えエリック・シュムスキーの手記2ページを掲載(英語)。(輸入元情報)
【収録情報】
● ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77(I. 23:54/ II. 9:44/ III. 8:30)
オスカー・シュムスキー(ヴァイオリン)
フィルハーモニア・フンガリカ
ウリ・セガル(指揮)
録音時期:1984年
録音場所:ドイツ、マール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
プロデューサー:Eric Wen
エンジニア:Dennis Patterson
マスタリング:Dennis Patterson
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