【映像】フィレンツェ五月祭/ドニゼッティ:『シャモニーのリンダ』

2021年11月05日 (金) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック





ドニゼッティ:歌劇『シャモニーのリンダ』

18世紀半ばのフランスのサヴォア地方。村娘リンダは、貧しい画家カルロ(実は領主の侯爵夫人の息子シルヴァル子爵)と相思相愛の仲。彼女に下心を持つ領主のボアフレリー侯爵から逃がれるため、教区の司教の計らいでリンダは家を出てパリに行きます。そこで彼女を追ってパリに来たカルロと再会、彼の援助を受けて暮らすことになります。しかし、そこを訪れたリンダの父は彼女が誰かの囲われ者になっていると勘違いし怒り心頭。さまざまな誤解を受けたリンダは気が触れてしまい・・・
 有名なアリア「この心の光」で知られる『シャモニーのリンダ』。この上演で主役のリンダを演じるのはジェシカ・プラット。2013年にイタリアの由緒ある「シオラ・ドーロ(黄金のツバメ)」オペラ賞を受賞した英国生まれでオーストラリア国籍の名ソプラノです。伸びやかな声と確かなコロラトゥーラの技術を駆使し、素晴らしい歌唱で純真な少女の役を演じています。相手役カルロに人気テノール、フランチェスコ・デムーロ、加えてミケーレ・ペルトゥージ、ファビオ・カピタヌッチらベテランがしっかりと脇を固めた万全の配役。ドニゼッティの音楽の抒情性とドラマを見事に引出すミケーレ・ガンバのタクトは、シンプルながら美しい舞台美術を背景としたチェーザレ・リエーヴィの演劇性に富む演出と相まって、悲劇と喜劇の両面を併せ持つこのオペラを陰影豊かに描いています。(輸入元情報)

【収録情報】
● ドニゼッティ:歌劇『シャモニーのリンダ』全曲


 リンダ…ジェシカ・プラット(ソプラノ)
 ピエロット(サヴォワの孤児)…テレサ・イエルヴォリーノ(アルト)
 カルロ(シルヴァル子爵)…フランチェスコ・デムーロ(テノール)
 アントーニオ(小作人、リンダの父)…ヴィットリオ・プラート(バリトン)
 マッダレーナ(リンダの母)…マリーナ・デ・リーゾ(ソプラノ)
 ボアフレリー公爵…ファビオ・カピタヌッチ(バス)
 司教…ミケーレ・ペルトゥージ(バス)
 行政長官…アントニオ・ガレス(テノール)、他
 フィレンツェ五月祭管弦楽団&合唱団(合唱指揮:ロレンツォ・フラティーニ)
 ミケーレ・ガンバ(指揮)

 演出:チェーザレ・リエーヴィ
 装置、衣装:ルイージ・ペーレゴ
 照明:ルイージ・サッコマンディ

 収録時期:2020年1月15日
 収録場所:イタリア、フィレンツェ五月音楽祭歌劇場(ライヴ)
 フィレンツェ五月音楽祭による新制作

 映像監督:マッテオ・リケッティ
 収録時間:171分
 画面:カラー、16:9
 字幕:日本語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語
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