ヴァンサン・リュカ/1900年頃のパリの音楽Vol.2〜フルートの芸術

2021年11月08日 (月) 18:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


アバド時代のベルリン・フィルで活躍、現在は名門パリ管弦楽団の首席奏者を務める
フランスの名フルーティスト、ヴァンサン・リュカ新録音!


世界有数のフルーティストの1人であるヴァンサン・リュカは、14歳という若さでパリ国立高等音楽院に首席入学を果たし、同校を首席で卒業。トゥールーズ・キャピトール管弦楽団に在籍した後、1989年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に入団しアバド時代に6年間在籍。現在は母国フランスの名門、パリ管弦楽団の首席奏者として活躍するフランス・フルート界のエリートです。
 1795年にパリ国立高等音楽院が創設されて以来、フランスは多くの優れたフルート奏者を輩出してきました。そのフランスが世界に誇る名フルーティストの最新作は、19世紀を締めくくり、20世紀への展望を示す、パリ万博史上最大規模となった博覧会の年でもある1900年頃のパリの音楽を集約。
 ドビュッシーが友人のピエール・ルイスの詩集「ビリティスの歌」の朗読を伴奏するための付随音楽として作曲した『6つの古代碑銘(エピグラフ)』から始まり、歴史に思いをはせるような美しい旋律から成るフォーレの『シシリエンヌ』、コンクールの課題曲として作曲され、フルート奏者の重要作品のひとつとも呼ぶべきシャミナードの『コンチェルティーノ』で華々しくアルバムのトリを飾ります。
 日本におけるフルート・メーカーのパイオニア的存在である「ムラマツフルート」を、ヴァンサン・リュカは本アルバムでも勿論愛用。麗しき音色を存分にお楽しみいただける1枚に仕上がりました。(輸入元情報)

【収録情報】
● ドビュッシー:6つの古代碑銘『ビリティス』
● ボニ:ソナタ『ルイ・フルーリー氏に捧ぐ』
● ボニ:スケルツォ(フィナーレ)opus posthume 187
● フォーレ:シシリエンヌ Op.78
● フォーレ:演奏会用小品
● ルーセル:フルートを吹く人たち
● ルーセル:アンダンテとスケルツォ Op.51
● ルーセル:アリア
● ラヴェル:ハバネラ形式による小品
● シャミナード:コンチェルティーノ Op.107


 ヴァンサン・リュカ(フルート)
 ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)

 録音時期:2019年10月14,15日
 録音場所:フランス、スタジオ・リブレット
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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