Alive The Liveシリーズ 2021年9月発売に XTC、デュラン・デュラン...
洋楽アーティストたちの貴重なライヴ音源をデジタルリマスタリングでお届けするAlive The Liveレーベルの人気シリーズ。2021年9月発売分に、XTC、デュラン・デュラン、ジャパン、ポリス、ブルー・ナイルの13タイトルが登場。
HMV&BOOKS online-ロック|2021年09月13日 (月) 17:30
2022年01月17日 (月) 16:00
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ポリスがまさにブレイクしようとしている1979年4月4日、ニューヨークのボトムラインで行なわれたライヴを FM放送用音源でリリース。78年の10〜11月にかけて行なわれた初のUSツアーに続いて、79年3月からはじまった2度目のUSツアーの最中、シングル「Roxanne」が全米チャートを急上昇。最高位の32位を記録する直前のライヴを収録。
この年のポリスは、アメリカだけで100本を超えるライヴを行なっているが、なんと4月は3日から8日まで、1日休みを挟んで5日間すべて1日2公演という地獄のようなスケジュールをこなした。それだけ人気が加熱していたということなのかもしれない。
このボトムライン公演は、4月3、4日の2デイズで、やはり1日2回公演。なお、この録音は4日のものとされているが、1stショウのものか2ndショウのものかは不明。当時、本国イギリスではまだブレイクしておらず (この直後に英国でも「Roxanne」のシングルが再発されヒットする)、メンバーたちもまだまだ状況が見えない中突っ走っていた時代だ。
ライヴは、シングル「Can't Stand Losing You」でスタート。この時期はアルバム『Outlandos d'Amour』(78年) 以外はシングルを4枚リリースしただけで、まだまだ持ち曲が少なかったこともあってか、ほとんどの曲を演奏し、アンコールでは1曲目に演奏した「Can't Stand Losing You」を再度演奏している。
また、その後79年9月7日に、2ndアルバム『Reggatta de Blanc (白いレガッタ)』の先行シングル『Message In A Bottle』のB面に収録される「Landlord」だけがこの時点で発表前の新曲ということになる。
高い演奏技術を持ちながらも、この頃はパンク的に荒々しく突進する勢いがあり実に初々しい。ブレイク直前のハングリーさ丸出しの貴重な録音だ。
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