マーティン・ジェームズ・バートレット/『ラプソディ』

2022年01月07日 (金) 12:15 - HMV&BOOKS online - クラシック


才能と優雅さで高い評価を得ている新鋭ピアニスト、
マーティン・ジェームズ・バートレットの圧倒的な存在感


1996年生まれのマーティン・ジェームズ・バートレットは驚異的なテクニックを持ち、その年齢をはるかに超えた才能と優雅さで演奏し高い評価を得ています。2014年にBBCヤングミュージシャン・オブ・ザ・イヤーを受賞して以来、BBC交響楽団、BBCスコティッシュ交響楽団、ボーンマス交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、東京交響楽団などのオーケストラと共演。さらにプロムスにも出演。2018/19シーズンにはアンドラーシュ・シフからヴェルビエ音楽祭でのマスタークラスに参加など、将来への期待が感じられるピアニストとなってきています。
 アルバムの前半は美しく華麗な第18変奏で知られるラフマニノフの晩年の作品『パガニーニの主題による狂詩曲』。パガニーニの『24の奇想曲』第24番「主題と変奏」の「主題」をもとにさまざまな変奏が加えられていくというこの作品は、技巧派のピアニストにとって腕の見せどころ。もちろんマーティン・ジェームズ・バートレットも自らのテクニックを余すところなく披露しています。歯切れのよいタッチに加え、抜群のリズム感も聴きどころ。オーケストラと対等に渡り合い素晴らしい演奏を聴かせます。
 後半はラフマニノフとガーシュウィンを中心としたソロの作品集。名手アール・ワイルドが編曲した『ヴォカリーズ』から魅力全開。シンプルな主旋律に絡みあう様々な声部が圧倒的な存在感を見せています。アール・ワイルドの『超絶技巧練習曲』での恐ろしいまでのテクニックの開示も素晴らしい、新世代のピアニストの登場と言えるでしょう。(輸入元情報)

【収録情報】
1. ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
2. ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14(ワイルド編)
3. ラフマニノフ:ここはすばらしい場所 Op.21-7(ワイルド編)
4. ラフマニノフ:W.R.のポルカ
5. ガーシュウィン:私の彼氏
6. ワイルド:ガーシュウィンによる7つの超絶技巧練習曲〜魅惑のリズム
7. ワイルド:ガーシュウィンによる7つの超絶技巧練習曲〜エンブレイスブル・ユー
8. ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム
9. ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー


 マーティン・ジェームズ・バートレット(ピアノ)
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1,9)
 ジョシュア・ワイラースタイン(指揮:1,9)

 録音時期:2020年8月25日&2021年10月5,6日
 録音場所:St Jude's, London&Henry Wood Hall, London
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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