【発売】ワルター&NYP/モーツァルト交響曲第35、39、40番
2022年07月22日 (金) 15:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
世界初出の40番、国内初CDの35番&39番・・・
ワルター&ニューヨーク・フィルによるカーネギー・ホール・ライヴ
至高のモーツァルト3曲が高音質UHQCDで登場!
現在ベストセラー中の「モーツァルト交響曲集(第25・29・35・38・39 番)」につづいて、同じエピタグラフ・レーベルからブルーノ・ワルターのピークの時代ともいわれているニューヨーク時代のカーネギー・ホールでのライヴ盤が登場。曲目は愛好曲モーツァルトのトップ3(交響曲第40番、第35番、第39番)です。うれしいことに第40番は1950年録音で世界初出盤、第35番、第39番は1944年、45年録音で国内初CDになります。
音質は復刻にともなうスクラッチ・ノイズが少し残っているものの、鮮烈かつ豊麗な響きをともなった放送録音の魅力がたっぷり。全曲とも拍手が盛大に入っていて、生々しく臨場感たっぷりに、カーネギー・ホールでの雰囲気を楽しめます。ワルターは持ち前のロマンティックな表現に力強く輝かしい威力と彫りの深い立体的な構成感を付加しており、これぞまさしく全盛期のモーツァルト演奏を堪能できます。とりわけ、世界初出になる第40番ト短調は音質も良好で、比類なく貴重な名演と申せましょう。
ただし第40番はオリジナル原盤に、第4楽章の後半(3:29〜31)に3秒ほど欠落があったため同曲のCBSスタジオ録音(53年2月23日)で補正しております。(販売元情報)
【ブルーノ・ワルターのHP作成で有名な旦野克幸氏の提供資料より】
『ワルター・ニューヨークフィルとのモーツァルト』
ワルターは戦前からニューヨーク・フィル(1923年〜1925年はニューヨーク交響楽団)に頻繁に客演しています。1939年アメリカに亡命するまでに153回、1941年から亡くなる1960年までに249回の計402回の演奏会を指揮しております。総演奏曲数は1306曲で一番多いのはベートーヴェンの199曲、続いてブラームスの157曲、次いでモーツァルトが121曲となり、モーツァルトの曲目で見てみると一番が交響曲第40番で16回、交響曲第35番14回、交響曲第39番12回、交響曲38番9回、交響曲第41番7回と続いています。他では、交響曲第25番、28番、29番の各3回で意外なのは交響曲第36番が1回しかありません。
当日の演奏曲目(太字は本CDの収録曲)
● 1950/2/5 カーネギー・ホール
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジ―ク、交響曲第35番、ピアノ協奏曲第20番(ピアノ:ルドルフ・フィルクシュニー)、交響曲第40番
● 1944/2/6 カーネギー・ホール
モーツァルト:交響曲第35番『ハフナー』、マーラー:交響曲第4番(英語歌詞。ソプラノ:デジ・ハルバン)
● 1945/12/23 カーネギー・ホール
モーツァルト:交響曲第39番、R.シュトラウス:家庭交響曲(販売元情報)
【収録情報】
モーツァルト:
1. 交響曲第40番ト短調 K.550
2. 交響曲第35番ニ長調 K.385『ハフナー』
3. 交響曲第39番変ホ長調 K.543
ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団
ブルーノ・ワルター(指揮)
録音時期:1950年2月5日(1)、1944年2月6日(2)、1945年12月23日(3)
録音場所:ニューヨーク、カーネギー・ホール
録音方式:モノラル(ライヴ)
Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
日本語帯・解説付き(解説:柴田龍一)
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