イアン・カー率いるニュークリアス 1970〜91年 英BBCラジオ放送用ラ...
トランペット奏者イアン・カーを中心に、後にソフト・マシーンを支えることになるカール・ジェンキンス (p)、ジョン・マーシャル (ds)、さらには、アラン・ホールズワース (g) などを迎えた伝説の英ジャズロックバンド、ニュークリアス。70〜90年代までに録音された英BBCラジオ放送用ライヴを最新リマスタリングを施してま...
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トランペット奏者イアン・カーを中心に、後にソフト・マシーンを支えることになるカール・ジェンキンス (p)、ジョン・マーシャル (ds)、さらには、アラン・ホールズワース (g) などを迎えた伝説の英ジャズロックバンド、ニュークリアス。
ロジャー・サットン (b)、オレオ・ド・サウザ (ds)、ジョスリン・ピッチェン (g) が新加入した1973年作『Roots』、ジョン・ハイズマンのプロデュースによる75年作『Snakehips Etcetera』『Alleycat』の3タイトルが最新リマスターで再発。
“IAN CARR’S NUCLEUS” 名義で英Vertigoから発表された1973年の6thアルバム。オレオ・ド・サウザ (ds)、ロジャー・サットン (b) など再度新体制でバンド形態を組みつつ、後のクロスオーバーサウンドの萌芽が聴ける一作。
本作よりコロシアムのジョン・ハイズマンをプロデューサーに迎え、『Roots』以降のスタイリッシュなサウンド/アレンジのクロスオーヴァー路線を引き継ぎつつも、よりジャズファンクサウンドへの傾倒を見せた一作。
一方で、前後の作品と比較するとクールかつ不穏なムードが漂った作風となっており、「Alive & Kicking」の冒頭のヴォーカリゼーションや表題曲中間部での混沌に迷い込んでゆくような展開など、ふとした瞬間に見せる陰影が初期の作品にも通底する一作。
英Vertigoでの最終作となった75年作。前作『Snakehips Etcetera』のメンバーが引き続き参加、サウンド自体も前作の延長線上にある内容となり、『Roots』以降のスタイリッシュなサウンド/アレンジのクロスオーヴァー路線をより発展させつつジャズファンク路線に舵を切った一作。
その上で、ラテンロックを思わせるパーカッシヴなドラムプレイがリードするジャズファンクナンバー「Phaideaux Corner」の快活な響きから、表題曲「Splat」の大曲で垣間見られるリズムレスの抽象的なパートまでバラエティ豊かなアイデアを見せ、各人の高い作曲・アレンジ能力が伺える。グルーヴィーなリズム隊を土台とした、ギター、キーボード、管楽器の軽やかな掛け合いも魅力的。
ニュークリアス 英BBCラジオ放送用ライヴ音源をまとめたCD13枚組ボックスセット
ニュークリアス / イアン・カー Vertigo レーベル時代の9枚のアルバムをまとめたCD6枚組ボックスセット
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