ヴァルベルグ&オルケルテル・ノルド/モーツァルト:交響曲第25番、他
2022年07月25日 (月) 17:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
共通点と個性。1773年に生まれた傑作
ノルウェーのチェロ奏者でもある指揮者マルティン・ヴァルベルグが2009年に創設した古楽器アンサンブル、トロンハイム・バロック。17〜18世紀作品を主要レパートリーとし高い評価を受けていますが、2018年にオルケルテル・ノルドと改名してさらなる可能性を模索。
今回は1773年に焦点を当て、この年に作られたモーツァルトとグレトリーの作品を並べています。モーツァルトは当時17歳。「小ト短調」として知られる交響曲第25番と、後年の傑作『魔笛』のルーツといわれる『エジプト王タモス』。どちらも才気煥発でモーツァルトの天才性を再認識させてくれます。
一方、グレトリーは31歳、軽みとシリアスさを兼ね備えたオペラ・コミックを確立させ順風満帆な創作活動を行っていました。
同じ年に作られた両者の純オーケストラ作品は、どちらも強さと輝かしさという共通点がありますが、フランスの舞台音楽が交響曲へ新たに進化していく様をたどることができます。(輸入元情報)
【収録情報】
● モーツァルト:交響曲第25番ト短調 K.183
● グレトリー:組曲『セファールとプロクリス』
● モーツァルト:歌劇『エジプト王タモス』〜組曲
オルケルテル・ノルド
マルティン・ヴァルベルグ(指揮)
録音時期:2021年11月
録音場所:ノルウェー、セルブ教会
録音方式:ステレオ(デジタル 24 bit,96kHz/セッション)
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