「Apex」人気チーム『RIDDLE456（リドル・シコロク）』インタビュー！

「Apex Legends」の競技シーンで、今もっとも注目を集めているチームが「RIDDLE456（リドル・シコロク）」。競技での勝負強さと、配信で見せるいい意味でプロらしくない無邪気さでファンを惹きつけています。そんな456の魅力を探るべく、プレイヤーのゆきおさん、へしこさん、L1ngさん、そしてアナリストのあっしーさんにお話をうかがいました。

■ゆきお


■へしこ


■L1ng


■あっしー




―456というチーム名はゆきおさんが考えたそうですね。

ゆきお 　考えたというか、だいぶ適当なんですよね（笑）。

―どういうことですか？

ゆきお　結成したのは昨年9月で、その前は別のチームを組んでいました。無所属の3人組で大会に参加する際に「チーム名をお願いします」と運営の人に言われて、何も考えずにキーボードで「123」と打ってチーム名にしました。その「123」の後にできたチームだったので今度は「456」にしたというだけで、特に意味もないんです。

あっしー　数字を並べただけだから最初は読み方もなくて、いつの間にか「しころく」と呼ばれるようになっていました。

―456のメンバーを他己紹介形式で紹介をお願いします。

あっしー　まずは僕からへしこを紹介します。APEXのチーム内では、オールラウンダーで、武器も近距離ファイトをメインでやったり、長物を持ったり、一つの動きに縛られず、何でもできるタイプです。へしこはいろいろなところに情報網を持っていて、新しいワードを引っ張ってきたりもします。

へしこ　自分はインターネット中毒で一日中見ているので、人より情報量が多いのかもしれませんね。自分からは付き合いの長いゆきおを紹介します。ゲーム内の役割はIGL（In Game Leader）と言って、チームのリーダー的な感じで決断力があります。何でもできるし、カリスマ性があると思います。人としてはノリがいいです。第一印象の雰囲気や見た目は怖く感じるかもしれないですけど、実は絡みやすい人です。

ゆきお　目つきが悪いから最初はだいぶ怖がられますね（笑）。でも人と話すのは普通に好きです。僕から紹介するのは、9月から456に加入したL1ngさん。落ち着いていろいろな判断を下してくれるし、キャラピックも広くてなんでもできる。あとは熱血な声出しをしてくれるので、聞き取りやすいです。リアルのほうでは、好奇心旺盛で熱中しやすいところにビックリしました。リアルで会ったときにダーツをみんなでやったんです。少ししたらみんなは別のことをしてたんですけど、ヘタクソなのが悔しかったのか、一人だけ2〜3時間練習してたんです。

L1ng　負けず嫌いなんですよ。人よりできないと、できるようになるまでやろうという気持ちは小さい頃からありました。好奇心という面では、ワクワクすることとか、楽しいことが好きなので、すぐに飛びついていきます。次は僕からあっしーさんを紹介します。456ではアナリスト兼、マネジメントもやってくれるので、何から何までやってくれています。このガキみたいな3人をうまくまとめてくれているなと思います。頭の回転が速いし、細かいところまで見ているのかなという印象があります。

―本日は欠席のリザーバーのnaohiro21さんの紹介もお願いします。

へしこ　今まで出会ってきた人の中で、一番驚異ですね。普通に一緒にいるだけですごさを感じさせられる。いい意味でも悪い意味でも他の人とは感性が違うので、一緒にいるといろいろな驚きがあって面白い人です。


―皆さんがeスポーツの競技として取り組んでいる「Apex Legends」の魅力を教えてください。

L1ng　本気で競技みたいにやるのも楽しいし、カジュアルに友達と遊ぶこともできるし、いろいろなやり方でそれぞれの人が楽しめるのが魅力だと思います。自分たちがやっている競技と、カジュアルに遊んでいるのは、別のゲームじゃないかと思うくらい違うので、視聴者の方はそれを観るのも楽しいと思います。

―配信と競技ではスタンスは変わりますか？

へしこ　面白く見せるのと結果を出すのを両立するのは本当に大変です。大会は勝負重視でやっていますが、ゲーム自体は楽しくやるものだと思っています。もちろん、勝つのは大事ですけど、楽しく勝てたら一番いいと思ってるので、基本は楽しくやりたいですね。

―大会当日はどのような準備をするのですか？

L1ng　ストレッチをしてから、練習ソフトを使ったり、Apex内のカジュアルに行ったりというアップを30分〜１時間くらいやる感じです。

へしこ　大会前はできるだけ寝るようにして、だいたい１時間前くらいに起きます。コンビニに行って、脳にいいブドウ糖が入っているラムネを買って、カフェインを入れるために緑茶を買うというルーティンです。その後にみんなで射撃場に入ってエイム練習をしています。

ゆきお　ビックリしたんだけど、僕も同じでラムネを買っています。外の空気を吸うために近くのスーパーまで散歩に行って、ラムネとその日の試合中に食べる物とか飲み物を買います。帰ってきたら射撃しながら音楽を聴いてという感じですね。

―アナリストのあっしーさんはどんな準備を？

あっしー　大会の1日目はその前に数日間準備期間があるので、その日は特にやることはないのですが、試合が連日になると、前日の配信を見てどこのチームがどこに降りて……というように情報をまとめます。

―ゲーム上達のコツはありますか？

ゆきお 　とにかくやる時間をかけてやること。あとはやられたときに、なぜやられたかを考えることくらいですかね。

あっしー 　僕は見ることをオススメしています。イメージが大事なので、うまい人のプレイを見て強いイメージをもってやれば強くなると思います。



―皆さんがゲーム以外で好きなことを教えてください。

ゆきお 　普段はゲームばかりですけど、自分は音楽が好きです。とくに好きなのは『ずっと真夜中でいいのに。』で、ライブにも行きました。メロディーのキャッチーさと、ボーカルのACAねさんの声の良さがいいですね。「居眠り遠征隊」という曲が一番好きです。グッズもほぼ毎回全部買っています！

へしこ　　僕は流行りのアニメとか映画とかをよく観ます。あとはグルメですね。寿司とラーメンが好きなので、お店の開拓をしています。最近、『鮨酒場てっぺい』というお店に行ったのですが、今までで一番美味しかったです。

あっしー 　僕はスポーツと音楽です。先日、友人に誘ってもらってNBAのJAPAN GAMESを観に行きました。音楽は中学時代から『RADWIMPS』が好きで、最近は『SUPER BEAVER』や『My Hair is Bad』のライブに行ったり、少し系統は変わるのですが、『MOROHA』も好きですし、幅広くいろいろ聴きます。

L1ng　グルメ、音楽、旅行、服とかも好きですし、本当にいろいろ好きなものはあります。その中で一つを挙げるとしたら、自分でもバントをやっていますし、音楽は特別です。ドラムを始めたきっかけが『凛として時雨』なんです。めちゃくちゃカッコよくて、「ドラムいいな」と思って始めました。余談ですけど、L1ngという名前も『凛として時雨』の「凛」から取ったものです。

―それだけ好きなのですね。他の皆さんもお名前の由来を教えていただけますか？

あっしー 　僕は苗字から。リアルで呼ばれていた名前をそのまま使っただけです。

へしこ　　自分は福井県出身なのですが、「へしこ」は福井県の郷土料理なんです。サバをぬか漬けにした塩辛い料理ですごく好きな食べ物なので、そこから取りました。

ゆきお 　僕は本当に名前にこだわりがなくて適当なんです。なんで「ゆきお」にしたかもわからないくらいです。たぶん、名前を決めるときにたまたま目に入っただけだと思います。

―皆さんは多忙だと思いますが、疲れたときのリラックス方法はありますか？

あっしー 　僕は寝ます。何かをするというよりも、疲れたら寝るのが一番という感じです。

ゆきお 　とりあえず寝れば何とかなるみたいな。

L1ng　極限まで疲れたら僕も寝ますけど、そこまで疲れること自体がないので、温泉に行ったり、美味しいものを食べたり、友達と遊んだり、外に出てリフレッシュすることが多いです。

―では最後にこれからやってみたいことや目標をお願いします。

ゆきお 　やはり競技をやっているうちに世界大会に出たいのが一番の目標です。そのために練習をしないといけないですし、本気で世界にいきたい気持ちが大きくなりました。

へしこ　　目標は同じく世界大会にいきたいです。あとはファッションが好きなので、将来的には自分のアパレルをやってみたいと思っています。

あっしー 　チームの目標は3人と同じなので、世界大会に出ることです。個人的には海外旅行に行きたくて、本場でNBAを観たいです。

L1ng　個人的にやりたいことはたくさんあります。海外にも行きたいし、バンドのほうも継続していろいろやっていきたいです。そして、いずれは起業して成功したいという気持ちもあります。チームとしての目標はみんなと一緒です。世界大会に出場して、そのうえで上位を取ることです。

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