【発売】ピオー／ドイツ、オーストリアとフランスの歌曲集

ピオーとカドゥシュの新生デュオが誘う、歌で紡ぐ旅

初めて行ったデュオでのリサイタルを成功させたサンドリーヌ・ピオーとダヴィッド・カドゥシュによる、待望のアルバムが登場。新たな出会いの喜びとそこから見えるもの、憧れの地への旅、到達できない場所への探求といったものを出発点として、様々な作曲家と詩人たちによる言葉の交差を楽しむというのがテーマとなっており、結果的には有名作を多く含むドイツ語圏とフランスの作品を収めた内容となっています。
　どの作品でも詩情を奥深く表現するピオーの特性が生きており、『魔王』での切迫した表情も歌姫の貫禄十分。フランスを中心にソリストとして活躍めざましいカドゥシュのピアノも、これにそっと寄り添う素晴らしいサポートを聴かせています。（輸入元情報）

【収録情報】
● リスト[1811-1886]：ヴィルヘルム・テルからの3つの歌 S.292より『漁師の少年』
● ヴォルフ[1860-1903]：メーリケ歌曲集より『古い絵に』
● ヴォルフ：メーリケ歌曲集より『めぐりあい』
● ヴォルフ：メーリケ歌曲集より『隠棲』
● シューベルト[1797-1828]：ヴィルヘルム・マイスターから D.877, Op.62よりミニョンの歌 II『このよそおいをお許し下さい』
● シューベルト：ヴィルヘルム・マイスターから D.877, Op.62よりミニョンの歌 I『私に言わせないで』
● C.シューマン[1819-1896]：6つの歌曲 Op.13 より『彼らは愛し合っていた』
● C.シューマン：ローレライ
● C.シューマン：スケルツォ第2番 Op.14（ピアノ独奏）
● シューベルト：魔王 D.328
● シューベルト：死と乙女 D.531
● シューベルト：君よ知るや南の国 D.321
● デュパルク[1848-1933]：旅への誘い
● デュパルク：前世
● L.ブーランジェ[1893-1918]：『空の開けたところ』より『もしもこれがちっぽけな夢に過ぎなかったら』
● ドビュッシー[1893-1918]：ボードレールの5つの詩より『瞑想』
● L.ブーランジェ：『空の開けたところ』より『あなたはぼくを見た、あなたの魂すべてで』
● L.ブーランジェ：行列（ピアノ独奏）
● ドビュッシー：ボードレールの5つの詩より『噴水』
● ドビュッシー：ボードレールの5つの詩より『恋人たちの死』
● リスト：『どうやって』彼らは尋ねた S.276

　サンドリーヌ・ピオー（ソプラノ）
　ダヴィッド・カドゥシュ（ピアノ）

　録音時期：2022年9月
　録音場所：ベルリン、テルデックス・スタジオ
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）