ブラビンズ&バーミンガム市響/スタンフォード:レクィエム
2023年03月02日 (木) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical
巨匠マーティン・ブラビンズ、スタンフォードのレクィエム!
2003年から2016年まで名古屋フィルの常任指揮者を務め、その後も度々来日公演を成功させ、2016年からはイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督という大役を任されているイギリスの名指揮者マーティン・ブラビンズが、アイルランド人である作曲家スタンフォードのレクィエムを収録!
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォードはわずか10歳の時にイギリスの著名な画家フレデリック・レイトンの絵画を観てその作品から影響を受けています。その作品は新古典派に属するもので、スタンフォードにとって共感できる部分が多かったのでしょう。カトリック信者であったレイトンが1896年に亡くなると、それを契機に「レクィエム」を作曲することになりました。そのスタイルもスタンフォード自身が20年前にケンブリッジに持ち込んだブラームスの『ドイツ・レクィエム』のように慰めと再生をテーマにしており、決して審判や天罰の恐怖をテーマにしているものではありませんでした。4人のソリストと合唱団、オーケストラという大きな編成で書かれてはいますが、スタンフォードの初期の作品である交響曲とオペラの側面が見事に融合しており、合唱団は複雑な対位法よりも讃美歌的なハーモニーで歌うことが多くなっています。(輸入元情報)
【収録情報】
● スタンフォード:レクィエム Op.63
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
マルタ・フォンタナルス=シモンズ(メゾ・ソプラノ)
ジェイムズ・ウェイ(テノール)
ロス・ラムゴビン(バリトン)
バーミンガム大学合唱団
バーミンガム市交響楽団
マーティン・ブラビンズ(指揮)
録音時期:2022年7月2,3日
録音場所:イギリス、バーミンガム、シンフォニー・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)