【発売】モンターニョ&ラ・マドリレーニャ/『ディクセルント』

2023年03月23日 (木) 16:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


18世紀スペインの知られざる作品をピリオド楽器で復活演奏!
名カウンターテノール、カルロス・メナ参加。世界初録音多数。


指揮者であり、研究者であり、ピリオド楽器オーケストラ「ラ・マドリレーニャ」の創設者でもあるホセ・アントニオ・モンターニョのソニー・クラシカルからのデビュー・アルバム。このアルバムには、カウンターテノールのカルロス・メナが歌った、カウンターテノールの独唱とオーケストラのための世界初録音が5曲、そしてジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニとマウロ・ダライ作曲による2つの世界初録音が収録されています。それらはマドリード王宮の公文書館やブランシュトン コレクション、ドレスデンのザクセン州立図書館などで発見された写本を元にし、この録音のレパートリーとして組まれています。
 作曲家のフランチェスコ・コルセッリ[1705-1778]は、イタリアのピアチェンツァでフランス人の両親のもとに生まれました。1727年から1731年にはサンタ・マリア・デッラ・ステッカータ教会でカペルマイスターを務め、同時に1727年から1733年にはパルマの宮廷で音楽監督を務めましたが、1734年にマドリードに移り、ブエン・レティーロの劇場監督、さらに1738年には王宮教会のカペルマイスターを務めました。マウロ・ダライ[c.1687-1757]は、パルマのサンタ・マリア・デッラ・ステッカータ大聖堂に務めていたこと以外ほとんど知られていませんが、当時のヘンデル歌手として有名なソプラノのファウスティナ・ボルドーニ、ドイツではヨハン・アドルフ・ハッセと連絡を取り合っていたことがわかっています。
 批評家から「今日最も有望なスペインの指揮者のひとり」と見なされているホセ・アントニオ・モンターニョは、あらゆるジャンル(オペラ、バレエ、オーケストラ)にわたって、国際的に有名な劇場やホールで多彩なキャリアを築き、バロック初期から現代音楽の初演まで幅広いレパートリーで高い評価を得ており、マドリード交響楽団、テアトロ・レアル、サルスエラ劇場をはじめ、スペインの主要な劇場やオーディトリアム(テアトロ・レアルなど) の指揮者だけでなく、ローマ劇場、ミラノのスカラ座、マスネ・ド・サンテティエンヌ大劇場、ベルギーの王立ワロニー・リエージュ・オペラ座でなど多くの歌劇場で指揮。近年ではピリオド楽器オーケストラ「ラ・マドリレーニャ」の創設者兼指揮者として、主に18世紀の音楽遺産の復興と普及に取り組み、スペインに関連する作家に特に力を入れています。
 カウンターテノールのカルロス・メナは、バーゼル・スコラ・カントルムで学び、ルネ・ヤーコプスに師事、ラ・フォル・ジュルネTOKYOにも出演しています。またすでに50枚以上のアルバムに参加しており、世界中で活躍。最近ではポルトガル交響楽団、ガリシアの交響楽団などのオーケストラの指揮も定期的に行っています。(輸入元情報)

【収録情報】
1. サンマルティーニ:シンフォニー ト長調 J-C39
2. コルセッリ:聖水曜日のエレミアの哀歌 第2番
3. コルセッリ:レジーナ・チェリ
4. コルセッリ:4声のためのコンチェルティーノ ニ長調
5. コルセッリ:聖木曜日のエレミアの哀歌 第2番
6. コルセッリ:アヴェ・レジーナ
7. サンマルティーニ:4声の器楽のためのコンチェルティーノ ト長調
8. コルセッリ:聖チェチーリアのためのレスポンソリウム
9. ダライ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調

 カルロス・メナ
(カウンターテノール)
 ラ・マドリレーニャ(ピリオド楽器オーケストラ)
 ホセ・アントニオ・モンターニョ(指揮)

 録音時期:2022年1月10-13日
 録音場所:マドリード、王立サン・フェルナンド美術アカデミー
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 世界初録音(2,3,5,6-9)
『ディクセルント〜コルセッリ、サンマルティーニ、ダライ』 ホセ・アントニオ・モンターニョ&ラ・マドリレーニャ、カルロス・メナ

CD輸入盤

『ディクセルント〜コルセッリ、サンマルティーニ、ダライ』 ホセ・アントニオ・モンターニョ&ラ・マドリレーニャ、カルロス・メナ

価格(税込) : ¥3,080

会員価格(税込) : ¥2,090

まとめ買い価格(税込) : ¥2,090

発売日: 2023年04月28日

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