【全曲解説】DEVILOOF『DAMNED』

全曲解説テキスト by 桂佑（Vo） Ray（7strings/Vo） 愛朔（7strings） 太輝（Ba） 幹太（Dr）

1. Damn

なんかよーわからんけどカッコいい曲。変拍子もあるけどノレる曲。
ファーストインプレッションで、そういう印象持ってくれたら幸せです。
ジャンル的には、Nu metal、Hardcore、Chaotic、Slam、Industrialここら辺を意識して作った。
一通り聴いたことある方なら、上記のジャンルの持つリフワークやノリ感なんかを意識しつつ楽しめるかもね。（桂佑）

2. The Blackened Sun

「スラッシュメタルのリフをDEVILOOFに落とし込んだらどうなるんだろうかな？」と思って作りました。
それに加えて少し電子音とかを出しました。アルバムの2曲目というすごく重要な位置に配置されている曲ですが、かなり実験的な曲です。
あとはサークルピットするための曲です。ライブではくるくる回ってね。
Stay Metal！！（太輝）

3. Afterlife

ライブですごく盛り上がりそう。ライブ前提で作られた曲はDEVILOOFの中でも珍しいと思う。
コール＆レスポンスのフレーズもあるから、やっとライブも声出し解禁されたし大きい声出してね。あとRay君のギターソロが良き。（愛朔）

4. Terpsichore

この曲はメロディもあり、メタルコア要素もあり速弾きもあり、ギター好きにはたまらない一曲になっております。
サビとなる部分は和のテイストにしたいと思い作っている時に曲名も並行に考えていた所、 花魁などを着た方が踊っている風景が想像できたので神話から踊り子の神「Terpsichore」と言う曲名を付けました。
3拍子で始まり途中で4拍子になりラストのサビには3拍子でドラムフレーズだけが変わると言う少し変わったこともしている内容となっておりますのでぜひ、お楽しみください。（Ray）

5. False Self

『False Self』というのは『偽りの自分』。
『偽りの自分』というのは誰の中にもあり、誰もが共感できるタイトルである……と思ったがこの作品は一味違う。
そこにはアーティスト特有の焦燥感のあるリアルな『虚像』が描かれていた。
この曲の作詞作曲はVo.桂佑である。なので、この曲の事は桂佑さん本人に聞け！！……とつっぱねようとも思ったが、
幹太マン自身この曲のドラムフレーズをつける上で桂佑さんがFalse Selfに持たせた葛藤や情熱を入念にリサーチ済みだ。
MV撮影前にも演技に凝る為に入念にこの曲の話を聞かせてもらった。その上で幹太マン独自の解釈を聞いて欲しい。
まずはいい曲だ。そしてエモい。泣ける。なんと言えばいいかわからんがなんかカッコいい。ギターソロなんかギャーンボカーン！！といった感じだ。
そしてサビのメロディも心がかなりうわっとなる。
コレで全てが伝わったとは思うが、あとは自分の耳で確かめてみて欲しい。（幹太）

DEVILOOF『DAMNED』

GENRE：DEATHCORE, METALCORE
新章の幕開けを告げる、殺傷力満載な隙皆無の
DEVILOOFメジャー・デビューEP
新章の幕開けを告げる激音、ここに極まれり。今作をもってメジャー・デビューするDEVILOOFがどれだけ腹を括ったうえで新天地へと飛び込んだのかが、この作品の全編から伝わってくる。桂佑（Vo）が1年半の月日をかけ錬成したというだけあって、殺傷力満載な音と決意表明ともとれる歌が響く「Damn」。7弦フレットレスの生み出す濃密グルーヴと、80'sメタルの匂いが趣深い味わいを生み出している「The Blackened Sun」。音源を聴いているだけで、今後ライヴでの鉄板曲になっていくであろうことが予想される「Afterlife」。劇的なだけに聴き応えたっぷりなインスト曲「Terpsichore」。彼らの大きな武器のひとつである桂佑とギタリスト Rayのツイン・ヴォーカルが映える「False Self」。隙皆無の1枚！
杉江 由紀【ライター推薦】