【追悼】 坂本龍一さん - 世界に影響を与えたその作品を振り返る
日本が世界に誇る音楽家・坂本龍一さんが、2023年3月28日(金)お亡くなりになりました。71歳でした。坂本龍一さんは、東京芸術大学在学中よりプロとしての音楽活動を開始、教授の愛称で親しまれ(※命名は高橋幸宏さん)、長きにわたり国内外の音楽シーンに多大なる影響を与えました。
HMV&BOOKS online-ジャパニーズポップス|2023年04月04日 (火) 12:08
2023年06月21日 (水) 10:00
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世界的音楽家・坂本龍一さんの2009年以来となる自伝『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』が2023年6月21日(水)に新潮社より発売されます。
それに併せて、2023年に発売された坂本さんの関連書籍をまとめました。
命が尽きるその瞬間まで、新たな曲を作りたい。
世界的音楽家、最後の言葉。
自らに残された時間を悟り、教授は語り始めた。
創作や社会運動を支える哲学、国境を越えた多彩な活動、坂本家の歴史と家族に対する想い、ガンと共に生きること、そして自分が去ったあとの世界について−−。
『音楽は自由にする』を継ぐ、決定的自伝第二弾。
坂本氏の最期の日々を綴った、鈴木正文氏による書き下ろし原稿を収録。
「あまり気が進まないけれど」と前置きしつつ、日本が誇る世界的音楽家は語り始めた。
伝説的な編集者である父の記憶。ピアノとの出合い。幼稚園での初めての作曲。高校での学生運動。
YMOの狂騒。『ラストエンペラー』での苦闘と栄光。同時多発テロの衝撃。そして辿りついた新しい音楽――。
華やかさと裏腹の激動の半生と、いつも響いていた音楽への想いを自らの言葉で克明に語った初の自伝。
評伝、ディスコグラフィー、写真集の特装版
世界音楽家・坂本龍一を多面的に網羅した初の3分冊特装版!
《評伝》
生誕70年記念!世界的音楽家坂本龍一の生誕から現在まで(1952―2022年)の人生における音楽の歴史と活動のすべてを包括した唯一の「音楽活動の記録」。
長年にわたり坂本龍一を取材してきたライターの吉村栄一が、自ら記録したその貴重な肉声と未公開エピソードに加え、これまで発表された雑誌、新聞、ライナーノーツなど数多のインタビューを踏まえ、執筆2年を経て書き上げた渾身の「音楽活動の記録」。
448ページ。
《ディスコグラフィー》
東京藝術大学在学中から現在まで、自身が関わってきたアルバム、シングル他を網羅した世界初の完全ディスコグラフィー
176ページ。
《写真集》
初出カットおよび秘蔵写真多数の貴重な写真集。
80ページ。
「教授」と「ハカセ」――長年親交のある二人による初の人生論
80年代、テクノミュージックで一世を風靡した「教授」こと坂本龍一。
以来、常に第一線で活躍し続けてきたが、近年は電子音楽とは対照的な自然の「ノイズ」を取り入れたサウンドを次々と発表。
一方、「ハカセ」こと福岡伸一も、分子生物学者としてDNA解析に象徴される要素還元主義的な科学を追求してきたが、その方法論に疑問を抱き、生命現象を一つの「流れ」として捉える独自の生命哲学、動的平衡論を確立。
20年来の付き合いという両者が、さまざまな挫折を経験しながら現在に至るまでの道のりを語り合う。
コロナ・パンデミック以降、死生観が劇的に変わる今だからこそ、私たちの生を輝かせることに目を向けたい。
音楽、アート、哲学、科学など、多方面に造詣の深い二人が、対話を重ねた末にたどり着いたものとは――。
INTRODUCTION
國分功一郎 坂本さんはずっと考えていた
INTERVIEW
デイヴィッド・シルヴィアン
アルヴァ・ノト(カールステン・ニコライ)
フェネス
テイラー・デュプリー
小山田圭吾
ZAK
サイモン・レイノルズ
ESSAY
岩井俊二 坂本さんからのメール
北中正和 とりとめもない思い
「日本のサカモト」
近藤康太郎 音が生まれ、響き、消える。
湯山玲子 奢らず、乱用せず、堕落しない。
水越真紀 「人民の音楽」と「人民の森」
「世界のサカモト」
ジェイムズ・ハッドフィールド インターナショナルな坂本龍一
リズ・ワーナー 坂本龍一がデトロイトに与えた永続的な影響
緊那羅デジラ 3つのフェイズ
DISCOGRAPHY
ディスコグラフィー(デンシノオト、内田学、三田格)
千のサウンド
三田格 (1)タイトで、マッシヴに
高橋智子 (2)深く、広く
伊達伯欣 (3)「音楽」から「音」へ
音楽家として比類なき作品の数々を残し、2023年3月28日に逝去した坂本龍一。雑誌「SWITCH」はこれまでに幾度となく特集を組み、音楽を中心に、環境・健康・美術・映画など、さまざまな角度から彼の活動に触れてきた。坂本龍一の好奇心・想像力・反骨精神のあり方は、この先の未来にも豊かな指針を与えてくれる。あらためてその足跡を確認するための特集
長い闘病生活の果てに71歳で亡くなった坂本龍一。1970年代からミュージシャンとして頭角を現し、YMOのメンバーとして、映画音楽などの作曲家として高い評価を得た彼の逝去には、世界中から追悼の言葉が寄せられています。ミュージック・マガジンには70年代から登場し、インタヴューのみならず、時にライターとして寄稿。そうした記事を当時の体裁そのままに復刻し、レコード・コレクターズも含む近年の特集をすべて再録、集成しました。世界的な音楽家となった坂本龍一の足跡、主にソロ活動で残した功績を辿る一冊です。
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