ケルンWDR響/ジェラール・グリゼー:作品集

2023年06月16日 (金) 17:15 - HMV&BOOKS online - クラシック


カンブルラン、ポマリコ、ケルンWDR交響楽団/ジェラール・グリゼー:作品集

ベルリンのラグジュアリー・レーベル「bastille musique」のリリース第24作目は、音楽を音波として捉え、倍音をスペクトル解析等して理論的に作曲したフランスの「スペクトル楽派」を代表する作曲家、ジェラール・グリゼー。グリゼーはパリ音楽院でメシアンの分析クラスに、エコール・ノルマル音楽院でデュティユーの作曲クラスに在籍し、ドイツではシュトックハウゼン、リゲティ、クセナキスらにも学び、1972年にはローマ賞を受賞。倍音のスペクトルに注目した音楽は、トリスタン・ミュライユらとともに「スペクトル楽派」と呼ばれ、ミュライユとは「アンサンブル・イティネレール」も結成し、自身や仲間の作品を演奏。1986年からはパリ音楽院の教授も務め、多くの後進を育てました。
 WDR交響楽団がこれらのレパートリーのスペシャリストでもあるシルヴァン・カンブルランやエミリオ・ポマリコをフィーチャーし、ジェラール・グリゼーの主要作品を録音。
 「VAN Magazine」の編集も務める音楽ジャーナリスト、ジェフリー・アーロ・ブラウンによるジェラール・グリゼーについてのコラムや作品解説、セバスティアン・ゾルテとシルヴァン・カンブルランとの会話(インタビュー)などを掲載した64ページの3か国語ブックレット(英語、フランス語、ドイツ語)に加え、作曲家や演奏家の写真、グラフィカルな楽譜を掲載したリーフレットが付属しています。(輸入元情報)

【収録情報】
グリゼー:
1. Derives (1973-1974)
〜小アンサンブルと大オーケストラのための
2. Megalithes (1969)〜15の金管楽器のための
3. L'icone paradoxale (1992-1994)〜ピエロ・デラ・フランチェスカへのオマージュ、2人の女声と2つのグループに分かれた大オーケストラのための

 カトリアン・ベールツ(ソプラノ:3)
 コラ・パヴェリッチ(メゾ・ソプラノ:3)
 ケルンWDR交響楽団
 エミリオ・ポマリコ
(指揮:2)
 シルヴァン・カンブルラン(指揮1,3)

 録音時期:2016年〜2019年
 録音場所:ケルン・フィルハーモニー(1,3)、WDR放送局クラウス・フォン・ビスマルク・ホール(2)
 録音方式:ステレオ(デジタル)
Derives〜作品集 シルヴァン・カンブルラン、エミリオ・ポマリコ、ケルンWDR交響楽団

CD輸入盤

Derives〜作品集 シルヴァン・カンブルラン、エミリオ・ポマリコ、ケルンWDR交響楽団

グリゼイ、ジェラール(1946-1998)

価格(税込) : ¥3,850

会員価格(税込) : ¥2,966

まとめ買い価格(税込) : ¥2,310

発売日: 2023年07月29日